前回ブログの続きです。
たとえば、お子さまが「全日制の高校に行きたい」と言う。
親御さまは「今の状態から、毎日通うなんてとても無理でしょ」と言いたい。
「もう少しレベルを下げたら?」と言うのもお子さまのプライドを傷つける。
「ありのままを受けとめる」にしても、無理すぎる。
悩む~~~。
こういう時は、頭ごなしに「無理でしょオーラ」を出さないようにする。
なぜなら、本人が行く気になっているのです。
行ける、行けないは置いといて。
まずは、「全日制に行きたい気持ち」を否定しないで聞いてあげましょ。
プライドはお子さまがどんな状態でもへし折られたくないのです。
ゆっくり話をして、お子さまが自分自身の気持ちを確かめられれば、どうするかを考えることができます。
「もう締め切り!決めるのは今日しかない」なんてお子さまを追い詰めないよ。
進路の話。「無理をしないで行ける学校」を選べば大丈夫と思いますよね。
親が「ココなら行けそう・・」とお子さまに話をして、ここしかないと消去法で決めた学校は、続かないことがあります。
なぜなら、お子さまが「つまらない」と思うと、気力がわかないのです。
親が誘導すると、結局「親が決めた」とお子さまが思うから、「こんなはずじゃなかった」と言い訳したくなる。
親として、今の現状で学校を探すとき。
「行けそうな学校を見つけても早まるな!」と声を大にして言いたい。
お子さまが自分で「ここなら行きたいと思う学校」ならいいのです。
不登校は誰のこと?
お子さまが行きたい気持ちになることが一番大事です。
お子さまが登校できなくて苦しんでいる。親御さまがあとになって「焦ってたわ・・・」と気づくのはなぜか。
私がそうでした。「わが子の居場所」を失うのが怖い。
早く学校を決めてほしいと思ってしまう。
でも、大丈夫。高校が1年2年遅れても平気でぐんぐん伸びるお子さまがいます。
お子さまがやる気になるように、エネルギーを溜めるのです。
あなたができること。
「学校に行ってほしい」オーラを出さない、お子さまに無理をさせない。
もし、不安が先立ち焦るなら、なぜ焦るのか?自分の気持ちと向き合ってくださいね。
「大丈夫。私がいるよ!」とお子さまを安心させてあげてくださいね。
悩んでいるのは一人じゃないからね。
いつもあなたを応援しています!