● 【不登校】子どもが相談しやすい親になるための6つの方法
あなたは、お子さまが気楽に話をしてくれる親になれます。
お子さまは、自分の気持ちを話せる親がいるだけで安心します。
ではなぜ親御様が、学校に行ってほしい。頑張って欲しいと思うのでしょう?
多くは「所属がなくなる不安」があるからです。
私の経験と数え切れない不登校を乗り越えた親御様を見てきて思うことは、所属がなくなるから楽になれる。可能性がひろがる。
心が解放され自由を得て羽ばたけるのです。
学校にどうしても行く!とお子様が思うならそれでいい。でも、もし、お子さまの心が学校から離れているなら?
親御様が学校に執着しないでほしい。
お子さまがやる気を出すように寄り添うのです。
あるお母さまから「どうしたら、相談される親になれますか?」と聞かれました。
1. お子さまの話に耳を傾ける
お子さまが話し始めたときには、手を止めて、しっかりと耳を傾ける。途中で話をさえぎったり、すぐにアドバイスをしようとせず、最後まで聞いてあげることが大切です。
2. 否定せずに受け止める
お子さまの話を聞きながらも、「なんか違うなぁ。親として言いたいことがある」と思うのが親です。
もし、お子さまが元気になって欲しいなら、否定しない。お子さまの気持ちや考えを尊重してあげてください。
3. 落ち着いて小さなことから始める
いきなり重要な学校の話題を話し合うのはむずかしいと思います。親子で面と向かって・・なんて、私もやりたくない(笑)だから避けていたかもしれません。
まずは、日常の小さな出来事や気持ちを聞けるようになればいいのです。
話してくれると親は嬉しい、多少は喜んでもいいけど、おもいっきり顔に出さないでね。
なんでもお子様に言ったり、喜怒哀楽を出す親御様がいらっしゃいますが、お子様に「うざい」と思われます…これ、昔の私です。
4. 焦らずに待つ
大事なことをすぐに相談してくれるようになるとは限りません。焦らず、時間をかけて親子関係を築いていくことが大切です。
お子さまが相談したいと感じるまで優しい気持ちで見守ると、お子さまは心を開いてくれますよ。
5. 下心に気づく
下心って言葉、好きじゃないけど、結構あるんです。こういう聞き方をすれば大事なことを話してくれるようになるのかな。
との思いが出てきたら、その下心に気づいてください。
お子様は親を観察しています。親が自分を動かそうとしているのは、すぐ気づきます。
6. 適度な距離感を保つ
親子関係には適度な距離感が必要です。近づきすぎない。お子さまの機嫌がいいからと言ってホイホイ話しにいったり近づかない。
これはとくに私が失敗しました。
我が子の調子がいいと油断するんですね~。
お子さまが自分で考え、行動する時間を黙って見守る。尊重しましょう。
親御さまがちょっと離れたところから、冷静に見守りながら支えるから、お子さまは自信を持って相談できるようになります。
親御さまは「我が子は何も変わらない」と思い、見守っている「つもり」かもしれません。
でも、お子さまの心は日々動いています。
過去を悔む必要はありません。
未来はあなたの力で変わる!
大事なのは今ココからです。
強い決意がお子さまの未来を明るくします。
安心してね。不登校は誰でも終わります。
いつもあなたを応援しています。