● 不登校って親のせいですか？
おはようございます。 不登校専門カウンセラーさくらです。
あるお母さまからメッセージをいただきました。お子さまから。
「俺が不登校になったのは親のせいだ！」と言われたそうです。
お母さま、悲しくてショックでしばらく立ち直れませんでした。
不登校って親のせい？
私も息子に言われ～
苦しんだ。
でも、そうとは言いきれないと思う。
勉強がついていけないとか、人間関係、環境、体調～何かお子様なりの、あるいは他の理由があるかもしれません。
例えば、学校でお子さまが先生に嫌味を言われた。 合わない先生。
「なんで僕だけ、そんなこと言われなくちゃいけないんだ」と思った。
家に帰ってお母さまに「先生にこんなこと言われた」と言ったら、親が忙しい時間だった。
「今は手が離せないから、あとでいい？そんなこと言われるなんて、なんかあったんじゃない？ あなたも」
もし、その時、学校なんか行きたくないと思いながら心配かけまいと頑張っていたら？
心が折れそうになってたら？
辛いと思う。でも日常生活って、こういうやり取りは当たり前です。
親御さまに余裕があって、お子さまが気になって「どうした？」の一言で、お子さまと向き合っていたら。
「実は今、学校で～」とお子さまは親に自分の気持ちを話せたかもしれません。
だけど
不登校になったから、声掛けとか気づかいするけど、親も忙しいもん。
普段から子ども中心で気づかいしながらの生活、やってられない。
心の余裕っていつも大事なの。
お子さまはいつどこで心がポキッと折れるかわかんない。
不登校は、親のせいではありません。
親の責任もちょっとは、あるかもしれないけれど、いろんなことが重なってる。
親が知らないところで起きていることは考えようがない。
色々重なって起きるのが不登校。
私が不登校を過去にした親御さまを見て思うのは。
開き直りと切り替えの早さ。
「私のせいかもしれないけど、うん。でも私だけじゃない。生きてりゃ色々あるんだよ」
そう思えたらよしよし。
私は、昔、自分をクヨクヨ星人と言っていた。なんでもクヨクヨ自分が悪いと悩む。
自分を責める呪縛から逃れようと頑張っていたとき。
ことが起きても自分の心に言い聞かせた。
「私のせいじゃない」
正しくは、ないよ。でもそう思わないと、心の闇におちた。無理やり心を保つように頑張った
寝て、夢も見て苦しんでいた私。後生大事に悩みを持ち続けても仕方がないと思えるようになった。
だんだん悩む時間が減ってきた。そして年月を経て今がある。
不登校は、おなじ事案がおきていても、どう見るか？
あなたは深みにはまらない親になれます。
人って、何かことが起こると原因を追求したくなる。周りは色々言う。批評家みたいに。
誰かのせいにすりゃ、それで済む？ でも言われた方はたまりません。
とくに不登校は、同居家族でさえ親のせいと言う時もある～うちの旦那さまは、私のせいにしてた。
ほっとけ。
私はこういうことを気がついたから、次はやらないぞ！と思えばいい。
いかに流すかです。
前を向いていきましょう。
いつもあなたを応援しています。
親の不満、愚痴、責め、吐き出すから気持ちが楽になり不登校が良くなります