源氏物語誕生の地 大津石山寺   令和6年5月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

北野天満宮から石山寺へ向かいました。

聖武天皇の勅願により天平勝宝元年(749年)に創建されました。
西国三十三所巡礼十三番の札所。(当地の谷汲山華厳寺が三十三番満願霊場)





こちらも参道は青もみじに包まれていました。




NHKの大河ドラマ「光る君へ」、紫式部がこの寺へ寛弘年間(1004~1012年)に
参籠して新たに源氏物語を書き始め、まず須磨明石の二帖を書いたと伝わります。

毎回ですが関連地、NHK大河ドラマ一色の感あり。




塔頭の庭に飾られた牛車。








 二度目の参拝になりますが、急な階段を上った地など、境内に天然記念物に指定される
巨大な硅灰石(けいかいせき)が突き出し、これが石山寺の名の由縁です。





もう一段上に国宝多宝塔。




石山寺本堂。










本堂は崖の上に長い柱で建物を支える懸造りと呼ばれる建築様式になります。
本堂の下は青もみじに包まれていました。










本堂の右端に紫式部が源氏物語を書き始めたと伝わる「紫式部源氏の間が残されています。





私も日曜夜の「光る君へ」を欠かさず楽しみにしております。
大石 静さんの脚本、吉高由里子 のまひろ、柄本佑の道長ほかのキャスティング、
演出、セットなどの素晴らしさは今まで感じたことがありません。十二単衣の美しさ、
どなたも本当に美しく似合っています。
それでも視聴率はそれほど良くないようです。

私は90年ごろから殆どニュースかBS番組しか見ておりません変人で
テレビは日本をダメにすると語る方々がありますが、経営が厳しくなり、お笑い芸人を
並べて騒ぐだけの安上がり番組ばかりになりました。一時でも番組制作に携わった
ことがあるだけに寂しさを覚えるところです。



本堂からもう一段上には源頼朝の建立、建久5年(1194)で日本の宝塔のなかで一番歴史が
古いと伝わり、昭和26年(1951)、国宝に指定されています。



隣に月見停。 後白河天皇行幸の際に建てられたと伝わる。

歌川広重の近江八景「石山秋月」に描かれた名所。




「石山秋月」 右手に瀬田の唐橋、琵琶湖が描かれる。





広重の近江八景「勢多夕照」。





石山から帰り道の瀬田唐橋にも立ち寄ってみました。

古くは、瀬田橋・瀬田の長橋とも呼ばれ、日本書紀にも登場、織田信長により現在の
状況(大橋・小橋)に整備された。
「唐橋を制するものは天下を制す」とまでいわれるほど、京都へ通じる軍事・交通の
要衝であることから幾度となく戦乱の舞台となった。
現在の橋は昭和54年に架け替えられたが、緩やかな反りや旧橋の擬宝珠など往時の
姿をとどめているとされる。







橋の上から北方、琵琶湖方面。


下流で瀬田川、鴨川、桂川が合流して淀川になります。


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