年末 静かな京都へ    令和4年12月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

かって京都へ訪れた際、地元の方としばらくお話していて京都の良さを楽しむんだったら
12月下旬においで下さいと言われたものでした。人混みが苦手、落ち着いて景色を
楽しむ私にはこの季節がぴったりです。


東山山頂 青龍殿。




京都市街地を一望できる青龍殿の展望デッキ。




比叡山頂上にはうっすら雪。



賀茂川の上には虹。



京都タワーや京都駅。




南方には遠くに大阪の高層ビル群。

名神高速を天王山へは緩い坂道を進みますが、京都はやはり盆地であることが見て取れます。




青龍殿は大正天皇の即位を記念して北野天満宮前に武徳殿として建立されましたが
平成26年この地に大護摩堂として移転。 国宝「青不動明王二童子像」(通称 青不動)が
奥殿に安置され、手前に複製を祀ってあります。

手前が将軍塚。
桓武天皇が都を定められる折、この山を訪れ、この京都を都とすることをお決めになり、
将軍の像に甲冑を着せて埋め、都の安泰を祈ったと伝えられる。
この後訪れる高山寺の鳥羽僧正絵巻に将軍塚造営の絵図が残されています。







枯山水庭園。




東山から真言宗総本山東寺へ。

大勢の観光でも訪れたことがありませんし、個人的にも二度訪れましたが、周囲も境内にも
駐車場の空きがなく初めての参詣になります。

国宝金堂。

文明18年(1486)に焼失し今の堂は豊富秀頼が発願し、慶長8(1603)に竣工。
金堂の重文、薬師三尊・十二神将のお姿は見事と言うほかありませんでした。








鬼瓦は初めて見かける龍。




東寺と言えば五重塔。
天長3年(826)に弘法大師により創建着手されましたが、4度も焼失し、現在の塔は
徳川家光の寄進により正保元年(1644)に竣工。



年が明けると「癸卯(みずのと う)」であることから、鳥獣戯画で知られる高山寺を訪れました。


栂尾山(おとがのお)高山寺。







創建は寺伝によると奈良時代末、宝亀5年(774)に光仁天皇の勅願により開かれ、
鎌倉時代初めの建永元年(1206)に明恵上人(みょうえが後鳥羽上皇よりこの地を
賜った時からと伝わる。



金堂



仏足石




明恵上人御廟



開山堂




臨済宗、建仁寺、の開祖、栄西禅師が宋から持ち帰った茶の種を明恵上人に与え、
茶樹を日本で初めて育てた茶園です。

栄西禅師は宋で抹茶の製法を学び(現在の抹茶とは異なる)、医薬としての「喫茶養生記」の
著書でも知られる。








この地、栂尾で採れたお茶を宇治産などとは別にして「本茶」と呼ばれたものです。




明恵上人時代の唯一の遺構「石水院」。後鳥羽上皇より学問所として賜った建物とされる。








 



鳥獣人物戯画絵巻。 国宝、平安時代末期から鎌倉時代初期複数の作者により
描かれたとされ、甲乙丙丁の4巻に分かれ甲巻が鳥獣図。

レプリカですがケース内に巻物が陳列されています。













石水院の庭園








私共茶道具店では秋ごろから干支卯に関する茶道具を扱ってきました。

                横物軸


 白楽茶碗鳥獣戯画図                              




 

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