新緑に包まれた湖東三山  西明寺  令和4年5月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

琵琶湖湖東三山の西明寺、金剛輪寺、百済寺は紅葉の美しさが人気で毎年のように
訪れています。

新緑の季節、重要文化財の特別拝観が出来るということもあり西明寺さいみょうじ)を
訪れました。

惣門。



参道はカエデの新緑に包まれていました。



参道の両側には石垣が残り、多数の塔頭があったと思われます。






西明寺は苔の寺とも呼ばれています。
















国指定名勝庭園 蓬莱庭。

















 


重文二天門、室町時代初期に建立された杮葺き(こけら葺き)。









寺門の仁王像が仏法の守護者として、仏教を害するものを締め出すという大切な
役割があり、仁王像のたくましいお姿は迫力十分、仏敵に対して文字通り、にらみを
利かせています。

阿形(あぎょう)像、吽形(うんぎょう)像という名前で、これは、
「阿吽(あうん)の呼吸」の阿吽から来ています。

ちなみに、「阿」には「物事の始まり」、「吽」には「物事の終わり」という意味があり、
阿形像は口を開けて「物事の始まり」を表現、吽形像は口を閉じて「物事の終わり」を
表現しています。

神社の狛犬と同じような意味があると言われます。




国宝第一号指定の本堂と同じく国宝三重塔。

平安時代の承和元年(834)、仁明天皇の勅願により開創。

本堂は鎌倉時代初期、飛騨の匠が建立。 




鎌倉時代の後期にやはり飛騨の匠により建立された。



鐘楼




戦国時代に織田信長は比叡山を焼き討ちして、その直後西明寺も焼き討ちにあったが
本堂、二天門、三重塔は火難を免れ現存している。
参道沿いに17の講堂、300の僧堂があったと伝わります。

この後本堂で仏像の数々を解説を受けながら拝観させて頂きました。
秘仏、本尊薬師如来立像はご当主の和尚様も生涯に一度お目にかかれるだけだそうですが、
前立の秘仏が特別開帳されていました。
寅の台座の上にあり、36年に一度の五黄の寅年に特別開帳される薬師如来(寅薬師)です。

本堂後陣の重要文化財の仏像も解説を頂きながら拝観させて頂きました。
   (後陣の特別拝観は終わりました)

もちろん写真撮影禁止です。  TV取材ですと全てOK なので何だかなーと
思われるところです。 
  (大昔TV局に勤めている時はすべて撮影させて頂けました)




目に優しい新緑に包まれ、二度とできないであろう秘仏、仏像の数々に出会えた素晴らしい
ひと時を過ごさせて頂きました。



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