若草山から薬師寺へ   令和3年4月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

先週になります。当地は快晴に恵まれ、コロナ禍第4波寸前の様相でしたが、県外移動は制限されない
滑り込みで奈良へ遠出しました。

東大寺北から入る奈良奥山ドライブウェイの途中の展望場所から東大寺大仏殿。
後方に興福寺五重塔。



展望台駐車場から新緑の中を200mほど登ります。









若草山展望台からは奈良平野を一望できます。






彼方此方で鹿が草を食んでいます。毛が生え変わったばかりか少しみすぼらしい姿です。

訪れる人は少なく、鹿の方が多い。




頭を合わせて。







中央は黄砂で霞んでいますが生駒山、左端が信貴山。




 
今回は展望台から下へ降りる山道のゲートが開かれていました。(有料)




草原に春リンドウ。





ワラビもたくさん見られますが、アクがあるのか鹿は食べないようです。




馬酔木の新芽。これも鹿は食べられません。




目の前が大仏殿、左中央が奈良県庁。




左から興福寺五重塔、南円堂、新しく建造された中金堂。





壮大な景色を楽しんだ後、奈良の中心部、奈良公園などの観光客があるところは訪れ難く、
少し離れた初めての薬師寺を訪れました。

興福寺と並んで法相宗の本山として知られます。 
法相宗は飛鳥時代から奈良時代にかけて広まった仏教なので、その総本山は奈良県に
位置しています。
法隆寺もかつては総本山のひとつでしたが、第2次大戦後に聖徳宗を名乗り、脱退。


山門の阿吽像。






金堂(昭和51年再建)。






 
東塔
   
東塔のみ白鳳時代に作られ、1300年の歴史のある国宝建造物。
  
良く知られる高田 好胤(たかだ こういん、1924年(大正13年) - 1998年(平成10年)は薬師寺
元管主。
分かりやすい法話により「話の面白いお坊さん」、「究極の語りのエンタテイナー」とも呼ばれ、  
百万巻写経勧進の道を切り開いて金堂、西塔など薬師寺の伽藍の復興に道筋をつけるなど、
薬師寺の再生に生涯をささげられました。


 


西塔(昭和56年再建)。





金堂後方の大講堂(平成15年再建)。 前にずらり並んだ鉢には蓮の根が植えられていました。




鴟尾(しび)は、瓦葺屋根の大棟の両端につけられる飾りで、火除けのまじないとして用いられた。 魚が水面から飛び上がり尾を水面上に出した姿を具象化したもので、屋根の上面が水面を表し、 水面下にあるもの(建物)は燃えないとの言い伝えから火除けとして用いられたと考えられている。







 
京都、奈良ほかの歴史ある社寺を好んで訪れてきました。大変なご苦心の上の再建ですが
法相宗ならではか、カラフルで新しい建物には申し訳なくも今一ついつものような感激を味わうことが
できませんでした。


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