輪島の温泉ホテルに泊まった翌日はやはり名高い輪島朝市へ。四度目の訪問になりますが
コロナ禍で観光客が少なく、輪島港に上がった魚類を売る店もずいぶん少ないようでした。
国道249を海岸沿いに北上。
輪島市白米(しろよね)町、千枚田は「能登の里山、里海」の代表的な棚田として、年々注目を
びています。
千枚田は「日本の原風景」と呼ばれ、2011年6月、日本で初めて世界農業遺産に認定されました。
昔ながらの農法が現在も行われており、日本古来の農法「苗代田」を復活させました。
実際に種籾から苗を育成し、稲作を行う取り組みを行っています。
日本海の青い海と空に稲田の緑の美しさは息を飲むよう。
稲穂の花が咲きだしていました。
曽々木海岸の窓岩。
垂水の滝。山から落ちた水が海に注ぐという珍しい滝。
冬場の風の強い日には滝の水が吹き上げられ、水が落ちてこない「逆さ滝」とも呼ばれるそうです。
能登半島北端に進む県道の海岸沿いには塩田が続いていて奥能登塩田村と呼ばれています。
揚げ浜塩田。
能登の揚げ浜塩田は慶長元年(1596年)、加賀藩三代藩主前田利常公が農民救済のため、
「塩手米制度」を設け、田畑がない農民に塩を治めさせ、その代わりに米を与えた。
400年余り原始的な製塩法が続けられましたが、生産性に劣るため、今では唯一のものと
なっています。海からくみ上げた塩水を釜で煮詰めて、さらに塩田へ撒いて塩を作ります。
茅葺き屋根からは煙が昇って海水を煮詰めているところ。
桶で塩水を塩田に撒く作業がTVで紹介されているのを見たことがありました。
直営店もあり、塩と塩のアイスクリームを頂きお話を伺いました。
塩街道とも呼ばれる道沿いに多数の塩工場が並んでいますが、もう少し効率よく塩が作られ、
ホースで濃縮海水が撒かれているところを写させて頂きました。
大崎島
日本海から吹き付ける海風を防ぐ壁。
禄剛崎灯台(ろっこうさき)。
明治16年、イギリス人の設計により完成、石材は船で運び、崖下から人力で引き上げるという
難工事で完成までに2年を費やしたそうです。
大昔、学生時代に訪れた能登の旅でこの白亜の灯台のうつくしさが一番印象に残っています。
㋇初旬に訪れた敦賀半島の明治14年、日本人の設計により初めて造られた「立石岬灯台」と
サイズは違いますがイメージが似ています。
菊の御紋があるのは日本唯一の灯台だそうです。
灯台の近くにあった看板。
平成21年能登半島最先端の珠洲岬に造られた空中展望台。
よしが浦温泉ランプの宿の敷地内にありスリル満点。
下がランプの宿
岬に吹き付ける冬の強風により木々は全て曲がっていました。
最後に訪れたのは軍艦島とも呼ばれる高さ28m、能登のシンボルと言われる見附島。
この見附島で時間切れ、帰路につきましたが、スケールの大きい奇岩、青い空と海の美しさの
能登半島を満喫させて頂きました。

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