白山長滝神社の長滝延年 花奪い 六日祭  令和2年1月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

郡上市白鳥町の白山長滝神社の一月六日に催される「六日(むいか)祭」では、
今年も昔ながらの姿を伝える国重要無形文化財「長滝の延年」が奉納されました。

日本の三大山岳信仰と言えば富士、白山、立山(御嶽と言われることもあり)で
白山信仰登山の美濃禅定道の起点が白山長滝神社であり、養老元年(717年)
泰澄大師が白山に登拝登山してから修験道場として栄えたと伝わる。


境内の杉の木の太さなどから歴史の古さを実感します。




拝殿



本殿






延年の舞が繰り広げられる拝殿。五つの大きな花笠が低い位置に天井から吊るされていました。

この行事へは6年ぶりほど二度目になります。






花奪いの花を手に入れることは難しく、行事の始まる前、可愛い幼い巫女さんから花飾りを授かりました。






拝殿での神事に続き、古式豊かな延年の舞が披露されます。



若宮宮司様
30年も前、母上が大垣で医療機器会社を経営されていてお住まいもあり、茶道を楽しんでおられて
時折運転手で母上と私共の店へお立ち寄り頂き、よく存じ上げている懐かしい方ですが、
名高い宮司さんなどとまったく感じさせないお人でした。















六日祭は「花奪い(はなばい)祭」の別名で知られ、延年の途中で天井に吊るされた花笠に若者が
飛びつき、一緒に落ちた花飾りを奪い合います。













怒号の中で花の奪い合いが始まり、怖くて近寄れない状態。
この花を手に入れると幸せな一年を過ごせるとの言い伝えがあり。

この騒動の中でも延年の舞は何事も無いかのように繰り広げられます。









延年の舞が繰り広げられる中、天井の五つの花笠が5,6分の間をおいてでしょうか、次々に
若者達に引き千切られます。一番上に登る若者は交代ですがメンバーの屈強な若者十数人は
毎回同じです。












一番目の前の花笠。先回の後悔で脚立を持ち込んで少し高い位置から写真を撮らせて頂きました。

名古屋、岐阜の新聞社、放送局が全社訪れていて夜のニュース、翌朝の朝刊などで大きく紹介
されます。













二時間ほど、3時頃に行事が終了しました。

拝殿に飾られた「美濃禅定道」ののぼりを見つけ、折角ですから登拝者の修行の滝、阿弥陀が滝、
一番奥の白山中居神社へ向かいました。





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