静かな歳末の京都へ 洛西その1 松尾大社 令和元年12月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

このところ毎年歳末に静かな京都へ訪れています。
今年は一度も訪れたことのなかった洛西へ。
駐車場からしばらく歩いていますと散歩する地元の方に出会いました。やはり京都へ訪れるなら
勤労感謝の日の後から年末がベストですとお勧めでした。

京都最古の神社と伝わる松尾大社(まつのお)へ。
太古のこの地方一帯に住んでいた住民が松尾山の神霊を祀ったのが起源と言われ、
五世紀に朝鮮から渡来した秦氏がこの地に移住し、丹波、山城を開拓し河川を治めて
農林業を興しました。文武天皇の大宝元年(701)に山麓の現在地に社殿を造営
されました。都を奈良から長岡、平安京へ遷されたのも秦氏の富と力によるものと
されています。

初詣客を迎えるため業者さんが入って準備中でした。

鳥居には他では見かけない、しめ縄と榊を束ねたものが垂れ下がっています。




楼門




すっかり初詣準備が整った拝殿。




本殿は大勢の参拝客を想定して囲われて近寄ることが出来ません。









以下は有料入場になりますが、松尾山から流れ出る「霊亀の滝」。




神泉「亀の井」。 松尾大社は酒造りの神としても名高く、この泉の水を汲んで酒造りに混ぜる
酒蔵が多いそうです。



滝、神泉から流れ出た水が流れる「御手洗川」


松尾大社の庭園は4か所、昭和50年に昭和を代表する作庭家、重森三玲(みれい)の設計により作庭
されました。

御手洗川が流れ込む「曲水の庭」。






「上古の庭」、松尾山中にある神々を巨石に象徴した磐座に因んで造られた。

左手の建物が神像館、御神像21体が拝観できます。重要文化財の平安初期の男神像、女神像や
神像の変遷を見ることができる非常に貴重、見応えのあるものです。一人でしたので管理の方から
丁寧なご説明を頂けました。



神像館に登る途中の階段から見られる「即興の庭」、当初設計の予定がなかったものを
空いた場所に即興的に造られたとか。




 楼門を少し下ったところに離れて造られた「蓬莱の庭」。
三玲が池の形を指示し、長男の完途が遺志を継いで完成させた。
蓬莱神仙の世界を表した。



 







由緒ある広大な神社に参拝者は10人に満たないほど、荘厳な雰囲気、静けさの中でゆったり
拝観することが出来ました。

この後地蔵院、鈴虫寺へ。苔寺は一週間以上前の予約が必要で拝観叶わず。
ブログUPは年明けになります。


一年間大勢の皆様に訪れて頂きましてありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎え頂きますように。

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