三十年の長きに渡り興福寺貫主(かんす)を務められた多川俊映師が昨秋、悲願の300年ぶりと
いわれた中金堂の建立、落慶を行われたところで、過日、森谷英俊師に貫主をゆずられ、
「寺務老院」となられました。
昨秋訪れた中金堂。
昨年10月、落慶法要に参列
中門や回廊、西金堂の建立など将来の希望も多いところですが、次は国宝で奈良のシンボルでもある
五重塔の修理など境内の改修にかかりたいとのことです。
手前は東金堂
戦後早々ですが私共の町内に興福寺より観音像をお迎えし全国唯一の南圓堂大垣別院が
造営されました。
それの程信心も持ち合わせておりませんが町内総会で3年間のお堂責任者に選ばれ、役員さんと
毎日のお世話と、お堂行事の準備を行います。
町内外の信者さん、毎日のようにお参りに訪れる方々があります。
少し前になりますが、まだ副貫主であった森谷英俊師ほか4名の僧侶様を興福寺からお迎えして
「大般若転読法要」を行いました。大般若経600巻の転読が行われます。
一昨年までは多川貫主がおいで下さいました。
転読とは経典の一部を読み上げながらパラパラめくることで、経典の功徳を風に乗せて取り出す
ものであり、一説には経典の虫干しを兼ねているとも言われます。
近くの寺院ではめったにお目にかかれない厳粛な法要です。
8月の地蔵盆、10月の不動明王大祭、2月の節分行事と年四度の行事のお世話をさせて頂きます。
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