新緑の京都 その1 高台寺   令和元年5月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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今回初めて高台寺を訪れました。

秀吉の正室である北政所(ねね、出家後は高台院湖月心尼)は秀吉没(慶長3年、1598年)後
菩提を弔うため寺院の建立を発願したところ、家康が北政所を手厚く扱い、配下の武士を普請
担当にするなどして慶長11年(1606年)に開山しました。

北政所の実母が眠る康徳寺や伏見城などから移築して方丈、茶室などを建立したと伝わります。

当初は曹洞宗の寺院であったのが寛永元年(1624年)に建仁寺の三江紹益を中興開山として
迎え、臨済宗に改宗されました。 







茶室湖月庵



方丈、何度もの火災に遭い建て替えられたもの。



方丈内部、仏像等の撮影は厳禁。




方丈の廊下から小堀遠州作の庭園。国の史跡・名勝に指定されています。
池の渡り廊の中央は観月台と呼ばれ池から観月するための建物。



三江紹益禅師を祀る開山堂、慶長10年(1605年)に建立され国の重文。















秀吉と北政所をお祀りする霊屋(おたまや)。こちらも慶長10年(1605年)に建立され国の重文。
北政所は慶長8年(1603年)に後陽成天皇より高台院の号を賜り、寛永元年(1624年)に76歳で
亡くなっています。



撮影不可ですのでネットから、左に北政所、右に秀吉の像が安置されています。



観月台から開山堂を経て霊屋まで屋根が付けられています。(立ち入り禁止)




霊屋の門には菊桐紋。須弥壇や厨子には華麗な蒔絵が施され、高台寺蒔絵と称され、桃山時代の
漆工芸美術の粋を集めています。




茶道具でもよく用いますが、高台寺蒔絵は菊桐紋の漆塗りを言います。
当店の商品ですが、山中塗、伊藤表正作、表千家堀之内宗心(故人)箱書きの
高台寺蒔絵中棗。 
私共の商売上でも関わり深い高台寺です。




茶室傘亭、時雨亭は国の重文に指定されています。



屋根が傘のような構造になっています。




時雨亭  残念ながら双方とも、茶室内部は見れませんでした。






見事な竹林でも知られます。


最後に青もみじの庭の景色を楽しみながら抹茶を頂きました。
 
  天目台に天目茶碗は京都ならではの珍しいものでしたが、天目台に直接お菓子が置いてあるのは
  頂けません。






高台寺蒔絵の茶道具を長年、多数扱ってきましたが、なかなか訪れる機会がありませんでした。


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