今年の花見の〆は二度目の奈良吉野山。
吉野山は海抜200mほどの吉野駅周辺の下千本、400mから600mほどの中千本、750m越えの
奥千本と開花がずれて長期にわたり花見を楽しめることで知られます。
中千本の標高400mほどの駐車場に車を預けましたが、大峯山の修行道と言われるだけに、
桜の美しさを楽しみながらも息を切らす急登り坂が続きます。
中千本は6,7分咲きでしょうか。道の両サイドや谷間、隣の峰などにも桜が咲き誇っています。
登ってきた坂道
標高600mほどにある水を司る世界遺産、吉野水分(みくまり)神社。
豊臣秀頼が再建したもので桃山時代の美しい社殿です。重要文化財に指定されており、
国宝の木造玉依姫命座像があり、俗に子守りさんと呼ばれ、子宝の神として信仰されています。
更に登っていきますと、標高750mほどの位置に世界遺産、金峯(きんぶ)神社が鎮座しています。
奥千本の桜はつぼみ状態でした。
この神社は金山彦命を祀る吉野山の地主の神。金峯と言うのはここから大峯山へかけての
総称で、古来地下に黄金の鉱脈があると信じられて、金峯山は黄金浄土であるとされてきました。
この奥から大峯奥駈道につながります。
正面に遠方からも望める吉野山のシンボル、奈良の大仏殿に次ぐ大きさの木造建築の
金峯山寺蔵王堂まで下ります。 目の前から蔵王堂まで中千本と言われる区域。
彼方此方がピンクの絨毯に包まれていました。
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