姫路行  その1 手柄山  平成31年2月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

三度目になりますが、姫路市手柄山を訪れました。
頂上には「太平洋戦全国空爆死没者慰霊塔」があります。
太平洋戦において軍人軍属の犠牲者は250万人ほど、国内の非戦闘員は空爆による犠牲者が
50万人ほど、艦砲射撃による犠牲者や沖縄県民は含まれておりませんので、80万人から百万人
とも言われています。

           










皇太子殿下お手植えの松。昭和33年10月の記載がありますので現天皇陛下です。



広島、長崎の原爆被災者の追悼式は8月に行われ、こちらはあまり大きく報道もされませんが
毎年10月26日に全国空爆犠牲者の追悼式が挙行されます。

2009年に参列した慰霊祭。




両サイドの壁には被災都市の空爆犠牲者数が刻まれています。

東京都は広島、長崎を除き最多で94、225名  中部では名古屋7,802名。







大垣は29名と少ないのですが、その中の一人が祖父で、亡父は大垣市戦災遺族会を立ち上げ
大垣市戦災遺族会長を長らく務めたほか、昭和後期から平成初期にわたり全国戦災遺族会の理事長を
長年務めました。この慰霊碑前で主催者挨拶や献花などを行ったほか、毎年8月の武道館での
追悼式や天皇陛下主催の園遊会に招待頂いたり、昭和天皇の大喪の礼に参列させて頂いたことなど、
戦災遺族会運営は亡父の命そのものでした。








 

総務省傘下の(社)日本戦災遺族会は昭和52年に一般戦災死没者の追悼のためつくられ、
遺族の高齢化や運営予算の削減などで平成22年に解散しました。

軍属遺族には軍人遺族恩給が支払われましたが、同じ戦争被害者なのに空爆死者遺族には
何の保証もなく、同様の保証をと活動もしましたが、予算上も、軍属ほど犠牲者管理がしっかり
されていないため非常に難しいことでした。

戦災死没者遺族に対し、当時の村山首相の追悼文が配布されたのがせめてもの
政府の対応で終わりました。





慰霊を済ませた後は手柄山展望台から少し離れた姫路城を望みました。晴天ですが霞がかって
いました。









この後、姫路城初登城に向かいます。



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