金華山 岐阜城登山    平成29年11月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         


10月末、NHKBS、「偉人たちの健康診断」という番組で「信長の健康の秘密」と題した
放送がありました。

家康や秀吉はいろいろ病、持病の記載がありますが、信長については信長公記ほか、
どの歴史書にも病の記載が一切ないそうです。

ルイスフロイスの書によりますと信長他、家人、女人も頂上の城を住居にし、下の居館から
最短距離の岩肌続く山道を、登り50分、下り40分かけて行き来していたそうです。

信長は岐阜城での9年間にわたる山登り、さらには安土城では今の10階建ての建物にも
あたる6階の天守への階段を昇り降りしました。

これが何よりもの運動で信長の強靭な体が出来上がったのはないか、との解説でした。


過去二度、この馬の背登山道を登りましたが、上天気の日にに今一度登ってみたくなりました。
岐阜城には子供の頃、学生時代、取材の仕事で何度も登りましたがその頃はすべてロープウェイでした。
(ロープウェイは昭和30年、岐阜城を昭和31年に再建)


山下の岐阜公園から少し紅葉が始まった岐阜城です。





岐阜公園の登山口。






少し登ると稲葉神社跡、烏帽子岩で知られ、斉藤道三が現在の地へ移転したと伝わります。






稲葉神社跡からゆったりしためい想の小径と馬の背登山道に分かれます。

登り口の看板。 
老人に近づきましたが、信長や濃姫が毎日登ったであろう馬の背を登らないわけにはいきません。






岩場と木の根っこがふさぐ厳しい山道が続きます。
たまに滑落事故のニュースが新聞に載ったりしますので油断はできません。






4人ほどに先を譲りました。皆さんすいすいと登られます。そのたびに「お先にどうぞ、いつも登って
おられるのですか」とお聞きしますと、80歳ほどの男性は15年、天気の良い日は毎日登っています、
学生風の男性は週一で登りますなど、道理でお元気に登られます。
下の写真の女性は2年ぶりとか言われましたが慣れた足取りでした。




途中の見晴らし台から長良川、右上にぼんやり伊吹山の素晴らしい景色です。

手前が金華橋、下流が忠節橋。





登山道途中に石垣が残り、その上は平地になっていて、見張所でもあったようです。





岩を切り取った跡も多々あり、岐阜城を築くのに石材には困らなかったと推察されます。






修行が足りず、息を切らしながら、途中で写真を撮りながら休憩して、岐阜城の手前まで
およそ1時間を要しました。


信長岐阜入城、岐阜命名450年の幟が多数はためいていました。




金華山の頂上にそびえる岐阜城。

こどもの頃、金華山は笹葉、338mと覚えなさいとよく言われたものですが、いまは329mとされています。










瓦の紋はすべて織田木瓜。






南方向、木曽川がぼんやり望めますが、450年の昔には伊勢湾まで見通せ、清洲城、小牧城、犬山城、
京へ向かう関ケ原など全てが見渡せ、兵の動きなど手に取るように見えたことから、天下を取れるような
気になれたことでしょう。





西方向、長良川の流れと、大垣から伊吹山。





上の写真の右中央、緑の小山が斉藤道三が稲葉山城を義龍に譲って住まった鷺山城跡。





東は長良川上流。天気が良ければ御嶽、乗鞍などが望めます。






この日は午後に所要があったため帰りはロープウェイを利用しました。ほんの4分ほどです。






岐阜公園、ロープウェイ駅手前の傾斜地に信長御殿があって岐阜市により発掘調査が行われて
います。
  
 http://www.nobunaga-kyokan.jp/%E4%BF%A1%E9%95%B7%E5%B1%85%E9%A4%A8%E8%B7%A1/






将来、信長居館の再建予定と言われていますが何時になることでしょう。
数年前までは少し上の岩場の滝なども見られましたが今は発掘のため通行止めになっています。










このあと岐阜公園で開かれている菊花展、菊人形展を楽しみます。



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