晴天に恵まれて京都市八幡、石清水(いわしみず)八幡宮を訪れました。
表参道、一の鳥居、扁額の「八幡宮」の八の字は神使いの双鳩になっています。
七曲がり、300段の階段があり本殿までおよそ30分の道のりですが、ほとんどの方は
京阪八幡市駅から男山ケーブルカーで登られますので、歩いて上る方は他になく、
新緑に包まれた気持ちの良いハイキングを楽しみました。
参道沿いに広大な平安時代足利氏の祈願所、橘本坊(きっぽんぼう)跡。
宝暦9年(1759)の火災で焼失し石垣のみ残されています。
南総門。
本殿の北には若水神社、西、北、東総門など10か所の重文が連なっています。
織田信長が天正8年(1580)に寄進した信長塀。
本殿にはTV等では紹介されますが非公開の信長寄進、黄金の雨樋も有名です。
信長塀の後ろには樹齢700年、京都府の天然記念物、御神木の楠。
楠木正成が建武元年(1334)、戦勝祈願をして奉納したと伝わります。
男山展望台から京都を一望。
遠くに京都タワーや後ろに比叡山。
帰りは男山ケーブルカーにて、高低差82m、距離400m、所要時間はおよそ3分。
神社の参拝と共に、もう一つの目的は石清水の竹林の竹を使ってエジソンが長持ちする電球を
開発した地の見学です。
1879年にトーマス・エジソンは炭素白熱電球を発明し、石清水の竹によるフィラメントが一番安定して
長持ちすることから、世界に電灯のありがたさを知らしめ、その後10数年にもわたり利用されました。
実は小学低学年にエジソンの伝記を読んで、電球の発明、蓄音機の発明(じぶんでメリーさんの子羊を
歌って録音したのが最初と言われる)、映写機など、1300にも及ぶ発明と技術革新をしたことを知ったのが私が電気工学に興味をもった原点でした。
マイクロウェーブ機器の設計から、その後Uターンして放送に従事しました。
今では全く違った商売に従事しておりますが、頭はいまだに理系思考から抜け出せません。
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