毎年訪れる郡上市高鷲、ひるがの高原の水芭蕉で名高い、あやめ沢湿原です。
後方、大日岳には残雪が多く、一部スキーの滑走可能と言われるほどで、春の訪れが遅い今年は
水芭蕉の開花もだいぶ遅れていました。

湿原にも残雪。


この純白の美しさはもっとも私の好きな花の一つです。
毎年記載しているので恐縮ですが、東京住まいの頃尾瀬へ水芭蕉を見に出かけたところ
まったく咲いていなくて(今のようにネットで開花状況を調べることの出来る時代ではありませんでした)、
ここ、ひるがので30年ぶりに憧れの花に出会えたときのうれしさは格別でした。
まだ少し開ききっていない水芭蕉が多く見られました。

以前ひるがのの水芭蕉は日本最南端と言われましたが、少し離れた兵庫県にあり、
北からの連続地ではこちらが最南のようです。
湿原にザセンソウはすでに満開でした。
仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えることが、名称の由来とされます。


高鷲の水芭蕉の開花には少し早かったのですが、東海北陸自動車道から見える郡上は
満開の桜に覆われていました。
郡上の街を分断するように流れる長良川の支流吉田川。

愛宕山公園の紅白の桜は満開。


桜に包まれたこの地の出身と伝わる山之内一豊夫妻の像と郡上八幡城。

この郡上八幡城は太平洋戦争で焼失した当地の大垣城を手本に昭和8年(1933年))模擬天守としては
全国的にも珍しい木造で造られ、本天守は現存する木造再建城としては日本最古。


城山から郡上の町並み。

今年の春の寒さは異常で、地温が低いためタケノコの収穫が10日から2週間遅れているそうですが、
家業の茶店でも同じで、私が茶業に携わって40年来になかった新茶の収穫の遅れ、茶業界は日本中
戸惑いを隠せません。

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