3月末より寒い春が続き、桜の開花は遅く、野の花々の開花も今までにないほど
遅くなりましたが、四月末、晩春の野山は新緑に包まれ始めました。

ブログで紹介してきました春の野の花々、セツブンソウ、雪割草、福寿草などと共に
「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれるカタクリです。
二週間前に訪れたら花はなく、この日は殆ど咲き終わっていました。まさに「春のはかなきもの」です。


花咲く短期間に虫を呼び寄せ、受粉を促す美しさ、6枚の花弁に花咲く「桜模様」の美しさを尊びます。


同じ野山に咲く樒の花。子供の頃から、美濃地方では「シキビ」と呼びましたが、
全国的には「シキミ」のようです。


偶然ですが「ウラシマソウ」の群生を見つけました。花から上にひもが伸び、魚釣りを
しているように見えることからこの名が。
イタドリ、スカンポ。北原白秋、山田耕作の童謡「スカンポの咲くころ」が懐かしいほか、
子供の頃には皮を剝いて塩をふりかけて食べたのものです。
田では緑肥のれんげが満開。
子供の頃には「ゲンゲ」と呼んでいたがこれが正式名称らしく、岐阜のレンゲ蜂蜜が全国の
蜂蜜づくりの起源と言われています。
女の子たちがレンゲを編んで花冠を作っていたのも懐かしい思い出です。



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