千畳敷カールの高山植物の花々を楽しみながら進みますと、乗越浄土(2,850m)まで
コースで一番きつい急坂の八丁坂が現れます。
この時点で上部は雲に包まれていますが、下って来る方々から、「上は晴れていますから
頑張って登って」の励ましの言葉を頂き、上へ向かいます。
心臓破りとも言われる急坂で、途中であきらめて下る老夫婦数組にお会いしました。

喘ぎ喘ぎ頂上近くまで登ると嘘のようにカールと千畳敷駅、ホテルが見下ろせました。

乗越(のっこし)浄土(2,850m)


乗越浄土から目の前に宝剣岳(2,931m)。 頂上の狭い岩場に立つ強者あり。
過去大勢の滑落者のある宝剣岳です。

山小屋、宝剣山荘と天狗荘。

目の前は中岳(2,925m)
ここから岩山の絶景が楽しめ、平坦で楽な巻道へ向かいます。「危険のため上級者のみ」の看板が
ありますが、天気が良ければまったく問題ありません。

中央が駒ヶ岳山頂



様々な奇岩を楽しむことができます。


振り返って中岳、右道筋が巻道

3,000m近い位置の空の青さと、雲の白さの美しさは格別です。
頂上へ向かう途中、今回もあこがれの高山植物の女王、「コマクサ」に出会うことができました。
気を付けないと見つけられないほど株数が少く、今年は遅かったせいか花が小さい。
気づく人、興味を抱く人は少ないようでした。



頂上木曽小屋


木曽駒ヶ岳頂上、2,956m。 中央アルプス最高峰です。
いつものことですが、2,900mを越すと空気の薄さを感じ、足が重くなります。

皆さん写真を撮ったり、お弁当を食べたり、のんびり、しばしの休憩です。

頂上から中岳、 残念ながら南アルプスや北アルプスは雲の中。

下って八丁坂から千畳敷カール、千畳敷駅と下方に駒ヶ根市。

さらにカールを下って剣ヶ池から宝剣岳はすでに雲の中。

過去、整理券をもらって1時間半、2時間待ちのロープウェイの乗車に今回は待ち時間なし。
うれしい誤算です。
時間の余裕もあって、南アルプスが見渡せる露天温泉、「こぶしの湯」にゆったり浸かって
疲れをとってからの帰宅です。
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