3年ぶりに訪れた千畳敷カールです。
はじめてこの地で出会った高山の自然の花々の可憐さ、美しさを忘れることができませんが
この季節や秋の紅葉の季節の登山者の数は尋常ではなく、駐車場の菅平バスセンターからバスに
乗るのに3,40分待ち、しらび平でロープウェイに乗るのにも、帰るのにも1時間半以上待つのに
耐えられなくてこのところ訪れるのを躊躇しておりました。
ところが朝7時、バス停に並ぶ人はなく、バスに揺られて30分のロープウェイ駅でも待つことなく
乗ることができて、日本最高所駅の2,612mの千畳敷駅へ。気温は30度から一気に17度。
南アルプスの山々は雲に包まれ、頭をのぞかせる富士山もこの日は雲の中。

千畳敷カールの上部は雲の中。

いつもはカールのお花畑で知られるように、シナノキンバイやミヤマキンポウゲの黄色や
ハクサンイチゲ、コバイケソウ、チングルマなどの白色でカラフルなカールに緑色しか見られません。

花のピークも過ぎて登山者のピークも終わったのでしょうか。
このあたり、例年ですと雪渓が見られます。

カールの登山道を降り始めますと密やかに花々が咲いていました。
先の夜叉が池登山でも経験しましたが、
今年は例年になく花の開花が早かったようで、いつもお目にかかるゴゼンタチバナ、クロユリ、イワカガミ
チングルマ、コバイケソウ、アオノツガザクラなどはすべて散ったあとでした。
ウサギギク


チシマキキョウ


ミヤマアキノキリンソウ
チングルマは顎が落ちた状態。 子供の玩具の「稚児車」と命名された。

ミヤマゼンコ
オンタデ 雌

バイケイソウ
カラマツソウ

クルマユリ

ムカゴトラノオ
サクライウズ トリカブトの一種
イワツメクサ

ヒメウスユキソウ (エーデルヴァイス)

この後、カールの周遊道から駒ヶ岳へ向けて急斜面の八丁坂から乗越(ノッコシ)浄土へ向かいます。
カールと千畳敷駅、ホテル千畳敷を見下ろす。

宝剣岳(2,931m)は雲の中。
山の天気はうつろ。登ってみなければわかりません。


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