丸岡町千古の家と菖蒲園を楽しんだ後は2度目の訪問になりますが
日本最古の天守閣として知られる丸岡城へ。
北陸地方では現存する唯一の天守、最古の天守とも呼ばれています。
昭和9年に国宝に指定されましたが、現在、見られる天守は、昭和23年(1948年)の
福井地震 によって倒壊した後、昭和30年(1955年)に部材を組みなおして修復再建
されたものです。

天守閣各所訪れましたが、最古といわれるだけあって、豪華さとは縁のない、素朴さが伝わる
私好みの城です。

今から440年ほど前の天正3年(1575)、信長が越前の一向一揆の平定の恩賞として
柴田勝家に越前の国を与え、北の庄(福井)に築城を命じました。
勝家の甥の勝豊が天正4年に丸岡城を築き、初代城主となりました。
勝豊以後城主も代わり、明治維新後の廃城、昭和初期までに外堀は埋められ、
石垣と天守のみを残す公園となっています。

これほど急な城の階段はみたことがありません。手すりとロープを使わないと
昇るのが無理な角度です。

瓦はすべて石瓦、重量も相当と思われます。

意外と狭い天守最上階。

北国へ通じる平野をすべて見渡すことができる立地。


石落とし出窓。

徳川家康譜代第一の功臣で、鬼作左の勇名をとどろかせた本田作左衛門が陣中から
妻にあてて書き送った
「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせ」
はあまりにも勇名ですが、お仙とは6代丸岡城城主になった「本田成重」のことで
平成五年(1993)に始められた一筆啓上、短い手紙のコンクールは今や
日本中に知られるところとなりました。
今年の一筆啓上賞応募は
http://maruoka-fumi.jp/ippitsu.html
江戸以降とは異なる素朴な石垣も見物です。 三階まで通し柱はなく、一階の上に
2,3階が上積みされている構造です。

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