郡上市明宝の「國田家の芝桜」が見頃を迎え、赤やピンクの花が一面に広がり、
甘い香りを漂わせていました。
花が大好きだった故國田かなゑさんが、55年ほど前、譲り受けた1株を自宅の裏に
植えてから少しずつ増やしてこられ、2002年に國田さんが亡くなった後も、娘夫婦の
良美さん、洋子さんと住民でつくる「國田家の芝桜を愛する会」が手入れし、
現在は約4千平方メートルになっています。
この土地には昔、養蚕の桑が植えられていました。
かなゑさんは「花さかばあちゃん」と呼ばれて集落の尊敬を集めておられたそうです。
今年はやはり暖春、例年より10日ほど早く見頃を迎えました。
田植え前のすぐ下の水の張られた水田の水鏡に写る芝桜。
一歩踏み入ると甘い香りの漂うお花畑。 ほんの1センチ程しかない小さな花の群生で
これほどの匂いが発することにも驚かされます。
訪れた皆さん興味なさげですが、
すぐ近くに「にりんそう (二輪草)」が群生していました。
郡上明宝の山奥にこれほどの別世界があるとは。
花が大好きだった故國田かなゑさんの思いが伝わるほか、
同じように花好きだった、同世代の亡き母が偲ばれる今回の郡上訪問でした。
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