伊吹山の山岳信仰の拠点として、多くの修行者が集った3合目、標高470mの秘境とも
いえる伊吹山寺の中心寺院、太平寺がありました。
御醍醐天皇(1218~)の頃からの史書が残されており、中国から伝えられた
そばが高地に栽培され、この地から美濃、飛騨、信州、北陸などへ伝わったと
言われています。
ただ、昭和38年に石灰岩を採掘する大阪セメントに集落すべてを売却移転し、8合目まで
切り開かれたそばの栽培も終わりを迎えました。
米原、長浜から望む伊吹山は、私ども濃尾平野から日々望む姿とはまったく異なり、
採掘された山肌は私達にとっては痛々しくも見える姿です。
つい最近、平成8年より再び山麓にそばが栽培されるようになりました。
青空の下、伊吹そばは満開を迎えていました。
1377m、伊吹山
稲の黄金色とそばの花の白色の対比も美しい。
広大なそば畑
中央が先の写真の位置より西のそば畑から望む伊吹山。
姉川の戦いで知られる琵琶湖へ注ぐ姉川。
自園栽培の「そば処・伊吹野」の伊吹そば。
少し前に訪れたそばで名高い福井池田町。かずら橋でも知られます。
そば道場のてんぷらそば。
ご主人に伺いますと、ざるそばを注文するのはすべて県外の御客様で、福井、地元の方は
おろしそばや、なめこそばなどの汁そばを召し上がるそうです。
伊吹でもそうですが、天ぷらそばより高価なメニューはありません。
子供の頃、自作畑の10割そばを食べており、のどを通るざらざら感がどうも好きになれなくて
長らくそばは食べませんでした。
大人になって彼方此方でざるそばを頂くようになりましたが、いまだにどうも本当に自分にあう
これぞと言うおいしいそばに出会えません。
家人に言わせると単に味覚音痴だけだそうです。 が、探求は続けます。
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