熊本には夏目漱石が愛媛松山中学校から29才で第五高等学校(現熊本大学)に赴任時の
旧居や小泉八雲の旧居跡など見逃せない場所もありますが団体行動でもあり、商業視察を終えて阿蘇から黒川温泉へ向かいます。
熊本から黒川温泉へは名高い「やまなみハイウェイ」、未だ噴煙を上げる阿蘇の山々を望みながら、九州ならではのスケールの大きい景色を楽しみました。
三月にすべて野焼きされるという草原が無限と言うほど続きます。
阿蘇名物の赤牛が草をはむ群れも所々目に入ります。
広大な草原の野焼きはたいへんな手間がかかりますが、春を迎える行事として
延々と続けられていると聞きました。
熊本から2時間ほどの道中、阿蘇の景色を楽しんで黒川温泉へ。
黒川温泉は山が迫る黒川の狭い川沿いの土地に旅館が並ぶ温泉街でした。
日本の温泉人気ナンバー1に選ばれることもあるひなびた温泉、熊本から、大分からも
時間を掛けて訪れ、何もない、何もしない、川のせせらぎしか聞こえない静けさ、温泉の良さを
ゆったり楽しめるところを認められているのでしょう。
以前訪れた湯布院の賑やかさとは全く異なります。
黒川では1200円で温泉手形を購入、3軒まで好みの露天風呂巡りができます。
浴衣姿などで温泉街を歩く方々に出会います。
ただし、おみやげ物屋さん、喫茶、甘味処など5時半には閉店です。
実はいつも茶道具のネット注文を頂く甘味処「白玉っ子」様のご自慢の白玉メニューを
頂きたいと、着いてすぐお邪魔したのですが、残念ながら閉店後でご挨拶させて頂いたのみで
旅館へ帰りました。
http://kurokawa.siratamattko.com/
翌日は黒川温泉からやまなみハイウェイを進んで大分の日本一の「九重”夢”大吊り橋」へ。
標高777mに架かる長さ390m、高さ170mという人が渡る吊り橋としては日本一です。
町の職員さんの突飛な思いつきから、県や国からの補助も無く20億円もの費用をかけて
2006年10月に落成。入場料500円で訪れた日までに850万人を超す観光客が訪れました。
40数億、とっくに元は取れたわけです。 ただ町の皆さんの決断がすごい。
橋巾は1,5mあり頑丈に造られていて大勢で歩いても揺れもほとんどなし、
この高さでも恐怖を感じることもなく、少し物足りないという意見もありました。
橋上からは九重連山など壮大な景色、落差83mの雄滝「震動の滝」と
雌滝の景観を楽しむことができました。
この後は福岡八女経由で熊本空港へ。
憧れの熊本城、黒川温泉を存分に楽しませて頂きました。
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