昨日の大雨から打って変わって中部地方は完全晴れマーク、
紅葉で人気高い上高地を訪れました。
車乗り入れ禁止の上高地へ、平湯からのシャトルバスは乗りきれないほどの観光客。
大正池でバスを降り、散策を楽しみながら河童橋へ向かいます。
大正池の正面は穂高連峰、適度に雲が浮かんで最高の景色です。
大正池は焼岳が大正4年に噴火し、泥流によって梓川が堰き止められて造られ、
池にある立ち枯れの木々の景観が「名勝及ビ天然紀念物」として親しまれ続けて
きました。
100年も経つうちに池中の木々は朽ち果て、今では残り少なくなりました。
子供の頃見た水中の木々の林立の写真のイメージが強いだけに、
バックの山々と共に雄大な景色ではあるものの、どうしても物足りなさを感じさせられます。
活火山の焼岳は今でも硫黄が吹き出し、日本百名山の一つではあるが
一部登山禁止などの制限があるそう。
今年の秋を思わせない高温、冷え込みが緩いため、紅葉の色がここでも例年に比し
芳しくありません。
ウルシ、もみじ、ナナカマドなどの赤い紅葉が少ないらしく一面黄色に覆われています。
大正池から木道などを通って上流へ進みます。
湿度が高いため苔が豊富で、水中に盆栽のような枯れ木が彼方此方に見られます。
少し先の梓川の河原。
焼岳 山頂にわずか噴煙が見えるほか、溶岩流が流れ落ちた跡が
下方までくっきり刻まれています。
ハイキングコースにはカラマツや白樺の紅葉が目立ちます。
田代池、清流の中で漂うのはきれいな流れの中でしか育たない梅花藻。
梅花藻
梓川、川岸の景色。
清々しい空気の中を大勢の観光客とともにまずは田代橋へ。
田代橋をわたって川沿いに河童橋へ向かいます。 その2へ。
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