毎秋開催される多治見陶磁器祭り、初めて家内と訪れてみた。
同時開催の市之倉、200年の伝統を誇る幸兵衛窯の「秋のいろどり市」、
先代、加藤卓男(2005年没)はラスター彩などで人間国宝に指定され、
美濃焼のなかでもっとも名高い。
六代卓男、現七代幸兵衛の指導のもと、三十余名の熟練職人を擁し、
品格ある和陶器の制作を行っている。
年に一、二度という穴窯の火入れが行われていた。
6~8昼夜の火番のほか、燃料の赤松の入手が難しくなり、どこの窯でも
昨今ではせいぜい年に一度焚かれれば良い方とされる。
この窯は、桃山時代の様式で昭和47年に再現・築窯され、薪の赤松の灰が
被ってできる「自然釉」や、「志野」の作品などが焼成される。
すっかり忘れていたが、昭和50年頃、先代の窯入れを取材させて頂いたことを
窯から火が噴き出しているのを見て思い出した。
最上段の煙突にあたる部から吹き出す炎と煙。
ガス窯の作業場も蔵出し市の会場になっていた。
七代幸兵衛の色紙。見る者を引きつける絵のセンスも流石。
先代人間国宝、卓男作の茶碗で抹茶を頂く。 風炉や水指なども同氏作。
記念に買求めた黒織部茶碗。
多治見美濃焼卸センターでは「茶碗まつり」が連休の3日間開催され、
メイン通路の多数のテント店やセンター内の会社がそれぞれ自社製品を
通常売価の3割から5割引というお値打ち販売を行って大勢の御客様で
賑わっていた。
こちらは日常家庭食器がお値打ちに買い求められると大人気である。
日本最大の陶磁器生産拠点であり、日本の陶磁器生産量の約半分を占める。
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