年一度、町内向こう三軒両隣の気の置けないご主人様方と
好例の親睦旅行で京都へ出かけました。
一泊で北陸、飛騨、関西、四国、伊勢、三河、山梨、静岡、
伊豆、信州など、数十年で行き尽くした感がありますが、今年は
近場の京都です。
このところ毎年同じ運転手のジャンボタクシーで6人、気楽
この上ない旅行でした。
まず、宇治の平等院。
宇治はお茶の仕入れ、京都は京焼きなど茶道具の仕入れで数え切れないほど
訪れていますが、観光では小学校の修学旅行や、学生時代に訪れた代表的な
金閣、銀閣寺、平安神宮、大徳寺、母の永代供養で兄妹一同で訪れた妙心寺
程度。
大垣から車で1時間半もあれば行けますが、京都は観光地で人も多く、寺社が
有名すぎて自分ではどうも訪れる気になりません。
平等院は1052年、関白藤原頼通によって開創され、鳳凰堂はその翌年、
阿弥陀如来(国宝)を安置するため阿弥陀堂として建立されたもの。
鳳凰堂は阿字池の上に建てられています。
池の睡蓮が満開でした。
鳳凰堂のシンボル、屋根の上の一対の鳳凰も今では環境悪化による痛みで
鳳翔館室内に展示され、レプリカです。
数十年ぶりに訪れた同行の方は、あまりの建物の色のハゲように驚いて
おられましたが、今秋から26年まで色の塗り直しや屋根の葺き替えを
するため、鳳凰堂は見られなくなるそうです。
平等院の後は黄檗山万福寺へ。
中国福建省から渡来した隠元禅師が徳川家綱の加護を受けて
1661年に開創された寺院。
日本三禅宗、臨済、曹洞、黄檗のひとつ、黄檗宗の本山です。
黄檗山万福寺は煎茶道、黄檗流の本山としてもしられ、江戸時代、それまでの
抹茶とは異なる煎茶を京都で広めた売茶翁は黄檗宗の僧侶であった。
61歳で自ら茶道具を担い、京の大通りに喫茶店のような簡素な席を設け、禅道と
世俗の話を客にしながら煎茶を出して今の日本茶の礎を作った。
平等院の後は伏見の酒蔵見学や日本酒試飲。
その後は伏見から宇治川、淀川への水運で栄えた水路、ゆったり船の旅。
伏見を訪れたらやはり伏見稲荷は外せません。
団体行動ですので、記念スナップ写真を撮ったりでじっくりファインダーを
のぞいている間はありません。
このあと亀岡の湯ノ花温泉でおいしい料理やお酒と温泉三昧。
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