定期的な遷宮を式年遷宮と言い、社殿を建て替えるだけでなく
氏子の信仰心を再確認する意味もあると言われます。
お伊勢参りは昔は「おかげ参り」と呼ばれ「おかげで元気です」という感謝のお参り。
交通機関のない時代であり、江戸から15日、京・大阪から4、5日かかった。
一生に一度はお参りしたいと伊勢講を作り代表だけ二、三人でお参りしたもの。
現在は年間7百万人ぐらい参拝するが、江戸期の最高潮の頃には450万人お参り
した記録が残されているとのこと。
当時の日本の人口は現在の3分の1だから年間七,八人に一人がお参りしたことになる。
江戸時代にお伊勢参りと言えば容易く通行手形を出してもらえたことは良く聞く話。
かく言う私も岐阜や東京に住む頃には伊勢を訪れたことはなく、大垣に住むようになり
はじめて出かけたものです。
鳥居前のおはらい町入り口。
伊勢神宮の鳥居前町として栄えたおはらい町は、江戸時代には参宮客が年間200 から
400万人も押し寄せ、庶民憧れの地。
当時、日本全国から参宮客を集めた御師と呼ばれる人々がこの通りに館を連ね、
客人をおはらいや神楽でもてなしたことから、いつしか「おはらい町」と呼ばれるように
なったという。
1970年代後半には伊勢神宮の参拝客が500万人であるのに対し、おはらい町を訪れた
観光客は20万人にまで落ち込んでいた。
名高い赤福社長の濱田益嗣氏の主導で1980年頃から伊勢の伝統的な町並みの
再生が始まった。1993年の遷宮の年には「おかげ横町」も新しく造られた。
今では内宮にお参りしたら必ずと言っていいほどおはらい町、おかげ横町を訪れ、
おみやげ、ファーストフード、食事を楽しむ人々で賑わう。
このところ家族と一度、別グループに誘われて一度と年二回ほどお伊勢参りをしています。
来年遷宮なった新しい宮にお参りすることも楽しみです。
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