泥沼化していくリールシート作成 その④ | ミンバのロドビフ記録

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だんだん泥沼化してきた竿作り。今回はリールシートの造形を画策。

この不格好な段差がやっぱり気になってどうにかしたいというのが意図。

 

リールシート内部に通している外径15mmのカーボンパイプはやっぱり細すぎる。そこでまずは外径18mm,内径16mmのカーボンパイプをリールフットの長さに合わせて切断、それをベースにして段差を埋める造形をカーボンでどうにか作ろうと考えました。

 

まずは外径18mmのカーボンパイプを切ってマスキングテープを貼り付けていらない部分の切断。

切断した部分は再度はめ直して、その状態でグリップと合わせて、そこに油粘土を盛ってリールシートの形を作りました。

上記はグリップを外した後ですが。。。

 

このままコーティングするとグリップ側の油粘土が崩れるので、ビニールテープで土手を作ります。

リールフットが来る方向から見るとこんな感じ。実物を見たことも触ったこともないけどワールドシャウラのグリップの造形を真似てみています。

 

この状態からカーボンブレードホースを被せてコーティングを試みます。

ところがどう考えてもブレードホースの直径が大きすぎてダボダボ。。。。

どう見ても失敗の雰囲気しかしません・・・

 

仕方ないので、余ったカーボンブレードホースは出来るだけリールフット側に寄せて、出来るだけ油粘土側の造形を再現できるように密着させるようにして被せて、シュリンクテープで締め上げて硬化。

 

完全に固まりきらない5時間程度でシュリンクテープを外し、不要な部分をカッターで切除。

リールシート側をカッターで削り落とし、出来るだけ狙い通りの形に整形します。

 

再度シュリンクテープで締め上げて、

 

でもなんか密着度合いが不十分だったので、さらにビニールテープでガチガチに巻き上げて形を作ります。

 

この状態で1晩放置して固化。

 

外して内部のカーボンパイプの切断した部分を外して、油粘土をほじくり出します。

この後、食器用中性洗剤を入れた水の中で歯ブラシでゴシゴシこすりながら、完全に油粘土を除去しました。

 

 

表面の細かい凸凹や穴の空いた部分はあれど、カーボンブレードホースを被せたときの「絶対これだめなやつや」感からすると思ったよりも狙った造形が出来てOK。

 

こんな感じ。まだまだ加工は必要ですが、1歩ずつ完成に近づいております。

 

もう二度と同じ形の竿は作れない。ある意味、自作ロッドの醍醐味なのかもしれません(笑)