今回は油粘土の力を駆使してどうにか作り上げたカーボンリールシートの加工。
旋盤にダイヤモンドカッターをセットして、まずは先端側の段差を削ります。
リールフードと干渉するのでここはギリギリまで細くする必要があります。すべての加工が終わった後にスリットも入れないと、
リールフードのズレを防止するための出っ張りと干渉します。スリット加工はとりあえずやらないでOK。
カッターで整形した時に削りすぎた箇所が穴だらけ。
さらに完全固化しても、カーボンブレードホース1層だけではペコペコ。強度が足りなさ過ぎるのでもう何層か重ねてあげる必要があります。
またカーボンブレードホースを被せようかと思ったけども、まずは確実に隙間を埋めることを目的にカーボンロービングでまずは補強することに。
瞬間接着剤で要所要所だけ止めて全体を巻き巻き。せっかくのカーボン柄が台無しだけど、もう1回最後に被せるつもりでいます。
エポキシを含浸させて、さらに穴を開けた熱収縮チューブで締め上げます。
明日どうなることやら。
余ったエポキシがもったいないので、リールフード、スクリューのコーティングを実施。形は事前に旋盤で整えておきました。
これもラメをいれるか、カーボン柄にするか悩みましたが、今のところリールシートからグリップにかけてカーボン柄になる予定なのであまりにもギトギトしい見た目になるのもあれなので、ひとまずクリアでコーティング。全体合わせてやっぱ物足りないと思ったら何か装飾を入れようと思います。
さて、、、そろそグリップと合体させて全体的に仕上げるフェーズに入りそうです。