九十九里浜での悲劇と管理釣り場での喜び | ミンバのロドビフ記録

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2週ぶりの釣りは土曜にサーフ、日曜に管理釣り場にいきました。

 

今週末は全国的に荒天。。。金曜夜からめっちゃ風強いし、やばいなーと思っていましたが、釣りに行きたい欲が溜まりに溜まっていたので、「行かない」、という選択肢はなく、土曜朝5時に出発し、一路、いつもの九十九里浜の海岸へ。

 

前回の逃した巨大な魚の引きが忘れられないのです。。。

 

朝起きて家の周辺も暴風。海に近づく度に更に強くなる風。

そして着いた駐車場には車は一台もなく。サーファーもゼロ。さらに隣の堤防にも釣り人はゼロ。完全にプライベートビーチ状態。

 

こんな日に釣りするのは私だけってことか。。。

 

流石に波がヤバければ帰るつもりでいましたが、遠目にみて、たしかに普段よりはウネッているけども、死ぬほどではない感じ。

 

行ける、とおもい出陣。

ただ風が超強い。海を見て右方向からの南風がとてつもなく強い。砂浜に風で模様がつくられ、波頭からは水しぶきが飛ぶほどの風。

 

この日は普段のジャージの上にユニクロのライトダウンジャケットを着て、更にその上に防水、防寒を兼ねてレインウェアを着てウェダーを履きました。

 

風が強すぎて普段被っている帽子は使い物にならず、仕方なくレインウェアのフードを頭に被って日除けのかわりに。

これが良くなかった。。。

 

波は大したことないと言えど、普段からすると大荒れ。水はど茶濁り状態で、うんともすんとも。さらに右からの強風によりラインはふけにふけて、どう投げても真左からルアーが戻ってくる状態。さらに、水までも風に押されて右から左に流れるので、どこを投げて巻いても魚がかかったんじゃないかと思うほどの強い抵抗があり離岸流の場所なんて全くわからない。毎キャスト、すごい抵抗があるので、右手が筋肉痛になるほど。。。

 

こりゃ釣りにならんなーと思い、とあるタイミングでルアー交換しようとしたときに悲劇が。。。

 

 日差しに背を向ける形で、風上側(海に対して右)を向いて釣りをしていたのだけど、ルアー交換時は風を自分の体で遮るために風下側に方向転換。

 

 それまで風を全面に受けてレインウェアのフードが広がる形になっていたところ、風下側を向いたことで、今度はフードが後ろから前に押される形になります。その際に、フリップアップ式の偏光レンズにフードの縁が引っかかり、ピロンっとレンズをフリップアップ。。。それだけならまだしも、強い風で偏光レンズが飛ばされ、無情にも海の中に。。。。

 

落ちたのはほんの足元なのだけど、ど茶濁りで波がザバザバ押し寄せる砂浜。。。見失うのは容易でした。。。

JINZのフリップアップ、、、4000円。消えてなくなりました。。。

 

管釣り1回行けるやん。。。

 

諦めきれず、落とした周辺を足でモゾモゾ探りながら動き回っていたところ、1度だけ奇跡的に波が大きく引いたタイミングで、あーそこにある!拾えーー、、、ザッパーン。。。。

 

無理でした。

 

というわけで、そのあとは偏光レンズなしで、釣果もなしで、10時に撤退。波が高くて、久しぶりにウェダーの中までちょっと浸水し、後片付けも大変に。。。やっぱり今日は来るべき天候ではなかったなぁと反省し、ただただ失うだけのサーフでした。

 

その日の午後、早速JINZで偏光レンズの調達。あぁぁぁ無駄な出費。。。

 

そして、2週ぶりの釣りがこんな最悪な結末で満足できるわけがない!ということで、モヤモヤモヤモヤ、家族サービスとは?と少しは後ろめたさま抱えながらも日曜も出撃。

 

前日の無駄な出費のためここでまた管釣りで出費を重ねるのが嫌だなぁと思いましたが、かと言ってまだ風も強そうだし、サーフにいって二の舞いも嫌だなと思い、いつものジョイバレーへ。

 

着いたのは7時15分。前回来たときよりもちょっと人は少ない感じ。陣取ったのは前々回、良い思いをしたポンプの近くの場所。

開始2投で1匹。超良い感じ。

 

この日のヒットルアーはロデオクラフトのNoa 1.5g芥子色。

前回管釣りにいった後に、流石に2.5gのスプーンだけじゃバリエーションが足りんだろうと考えて、近所の上州屋で新しく仕入れてきたスプーン。

 

軽いスプーンはデッドスローでもよくひらひら動いてくれて、2.5gのものよりハイプレッシャー時に良い感じ。釣り場が日陰になっていた釣りはじめの7時半〜9時過ぎまでは、カラシ色の一択。途中、色んなカラーや、アルミンなど大きめのものも試しましたが、コンスタントに釣れたのはこれだけでした。

 

で、前回の管釣りで頑張ったラインであたりを取るというやつ。頑張りましたよ。だけど、まったくラインが見えないのです。。。ちょうど自分の釣座は影の中。だけども奥の方は明るい日差しが差し込んでおり、目の照度調整は明るいところ基準で行われるからか、自分がキャストする先の暗い領域には目が対応できず、全く見えない。

 

竿先すぐの位置のラインぐらいは見えるけど、着水した先のラインの動きを見ようとすると、明るい領域が目に入るので、全く見えず。。。。というわけで、全くできませんでした。

 

少し日が照るようになってからは、白もよく釣れるように。スプーンの種類は色々試しましたが(といってもディープカッパーとアルミンとNoaのみですが)、この日は1.5gのNoaのデッドスローで底を狙うのと、偶にリトリーブ早めで表層を狙うと釣れる、という感じでした。

 

途中、ニジマスの縄張り争い?なのかクルクル回って、互いに噛み合う様子がありました。ルアーが触っても逃げないぐらい夢中で、管理釣り場じゃなければ、網ですくったろうかなと思ったぐらいでした笑

 

で、この日のビッグワンがこちら。

でかい魚影が見えており、どうせ見えてるやつは食べないと高をくくり、全然狙ってもいなかったのですが、たまたま白のNoaを投げていたところ、この魚の近くを通ったときに反射食い。食うところも見えてびっくりしましたが、その後のファイトは、もうただ水面をばっちゃんばっちゃん跳ねるだけで、距離も近かったというのもありそこまでエンジョイできずにGET。後でまな板の上で図ると43cmでした(メジャーの位置、あってないように見えますが、写真の取る角度によるものです)。

 

あとこの日は、シマノのクランクベイト、ふわとろが面白かった。

 

 

表層で捕食している魚を狙うため、ポンプの水流のなかにふわとろを投げて、フライ的な感じでドリフティングさせながらちょんちょんとすると釣れるし、あとはデッドスローのさらにストップアンドゴー。ここでは所謂ラインであたりを取る、がちょっとそれっぽいことができました。ストップした時に魚が食ってくると、ラインのたるみがシュッと伸びるので、それに合わせをいれる、というのが何度もできたので気持ちよかった。

 

全体的には渋め?でしたがそれでも5時間でバラしも含めると30ぐらいは掛かったので、楽しい管釣りでした。キープは8匹。でっかいトラウトは何して食べようかな〜