今週は展示会で1日じゅう立ちっぱなしだったので、だいぶ疲労困憊で金曜日を迎えました。週末の天気はと言うと、土曜日は晴れるものの日曜は雨との予報で、疲れているものの土曜日に釣りに行くことに。
選択肢は、新しいスプーンを購入して試してみたい欲求のある管理釣り場、サーフのリベンジ、そろそろシーズンが始まってきたアジング、そして新しく作ったベイトロッドを試すためのバス釣りの4択。
週末しか釣りに行けないと色んな釣りをするには時間が足りなすぎる。。。
悩んだ末、せっかく高いリールも買ったのだしということでバス釣りを選択。
通販で購入していたメガバスのスピナーベイトSV-3、3/4オンス、5/8オンス、TDバイブレーション、depsのBullflat 5.8 inch、Bカスタム 3/4オンス、トレーラーとしてメガバスのハゼドン5インチという、小バスは全く眼中にないルアーのみで出陣。
楽天でメガバスのスピナーベイトが800円切る格安で購入できたのはラッキーでした。
向かった先は、ネット情報ではシーバスも上がるといわれている北利根川橋付近。近くに牛堀駐車場というトイレ、自販機もある無料駐車場があるというのが大きかったので。
霞ヶ浦水系の釣りは初めて。自宅のすぐ近くには印旛沼もあるのだけどどうせならと思い霞ヶ浦を選択。
前日までのつかれで4時おきは寝る次点で断念し、5時おき、6時出発の7時釣り開始で釣りへ。万が一、人生始めてのPEラインでのベイトリールで派手にバックラッシュして釣りができなくなったときのためにベイトロッドだけでなく、サーフ用の竿も持参。
釣り場についたら、ちらほらと釣り人の姿が。一番手前の人は餌釣りのようで、ちょうど着いたときに釣り上げていました。おそらくナマズ?
depsのBカスタム&ハゼドン5インチで釣行開始。まずは13年ぶり?ぐらいのバス釣り&ベイトリールで恐る恐るキャスト。。。ブレーキ設定は遠心を4つON、マグネットの方を真ん中ぐらいで。
バックラッシュこそしないものの、全然飛ばない、、、なまじスピニングで60〜80mほど投げる釣りばかりしていたので、全然全然飛んだ気がしない。。。飛距離にして20mほど、、、
流石にビビりすぎたかなと思い、もう少し力入れて投げるとバックラッシュ。。。
うーん、やっぱりベイトは難しい、、、
ラインを直して、基本のオーバーヘッドキャストをするとこれまたバックラッシュ。。。???
なんでやろ、、、と何度も投げ続け、何となく分かったのは、竿が硬すぎて、特に垂らしが短い状態で投げると全然竿に荷重がかからず、しかもスピニングの投げる癖がついて、リリースポイントがキャスト動作の後半、10時ぐらいの位置のため、足元に突っ込むように投げてしまい、その結果、飛ばないし&バックラッシュに繋がっていた模様。
竿が曲がらないならとリリースポイントを早めにしても竿のしなりが全く無いため、上向きに投げる形になるので同じ様に飛ばないし、
それならと力を入れて投げると、ブチッ!、、、、
バックラッシュとともにラインが詰まり、ルアーの結束部位でラインブレイクしてBカスタムが利根川の中に。。。
まだ開始して20分もたたないのに早速ルアーロス。。。
スピニングに切り替えようかと心が揺らいだけども、再度スピナーベイト、次はSV-3をつけてキャスト再開。。。
結局何でバックラッシュしたのかがよく分からず、モヤモヤしながら、とりあえずブレーキ設定を強めにして、遠心5個、マグネットもMAXとかで投げるも、やっぱり飛ばない。
色々試行錯誤を繰り返すと、垂らしを長めにとり、オーバーヘッドからのサイドに振って上向きに投げると飛距離が出る事に気付き、35m〜ほどは飛ぶように。
その状態で、ブレーキを再度調整して、メカニカルが緩すぎたのにも気付きかなり気持ちよく飛ぶようになりました。で、調子に乗って再度、普通のオーバーヘッドキャストをすると、またブチっ、、、、
またしてもバックラッシュからのルアーの結束部でのラインブレイク。この日、2個目のロスト。。。。
まじか、、、、と打ちひしがれ、今度こそスピニングに切り替えることが頭をよぎりましたが、、、どうにか持ちこたえ、もう一つのSV−3に切り替えてキャスト再開。
その後も時々、キャスト直後のバックラッシュで、ルアーが跳ね返ってくることが何度も。。。それが起きるのはいつもオーバーヘッドキャストしたとき。全く原因がわからない。。。。当初はルアーを下向きに投げる形になっているからだと思っていたけども、オーバーヘッドで11時ぐらいのかなり早い角度でリリースしても、バックラッシュする。
こうもバックラッシュばかりだと、自分のキャストが下手くそとしか思えず、自信喪失。。。アジングやトラウトのスピニングではシングルハンドルで、シュッピッと鋭く音を立てて投げられていたし、ちゃんとオーバーヘッドキャストは出来ていると自負していたので、ベイトに変わっただけでこうも具合が悪いとは思いませんでした。
この日使ったのは、スピナベのみで、決して飛距離が出るタイプのルアーではないのに飛距離にこだわって思いっきり振っていたのがそもそも間違っていたのかもしれませんが、なんともスッキリしない感じでした。
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そんなこんなで、常にキャストのことが気になった状態で正直釣りどころではなかったですが、利根川沿いを移動しながら、スピナベを投げてはボトムに落としてスローリトリーブ。
川底はほとんどなにもなく何も感じず、手前にテトラがある関係でゴツゴツする程度。
時折、岸際で魚が跳ねるのを見かけたぐらいで、何も生命反応なく時は流れていきました。橋脚の下も行ってみましたが、ノーバイトノーフィッシュ。
周りの釣り人はスピニングorベイトフェネスで、ワームを付けてちょんちょんしており、スピナーベイトをぶん投げ続けているのは私くらいで、そして誰も釣れていませんでした。
ポイント、地形的にもあまり面白みがなく、途中から釣ることよりもひたすらキャストの練習というつもりでやっていました。
Gp7070とカルコン300の組み合わせは、私の手首ではとてもシングルハンドで振り回すのは無理で、ダブルハンドルでの取り扱いのみ可能。アンダーキャストやピッチング的なキャストは、竿が硬すぎてとてもじゃないけど無理でした。。。
Gp7070、まだ釣ってもいないし、掛けてもいないけども、バスロッドとしては明らかに強すぎる印象。私の手首では重すぎて繊細なキャストは出来ない。フルキャストしても竿にグッと荷重が乗っている感じがあまり感じられず。ただここに関しては私の振り方が下手&ビビっていた可能性もあるので何とも言えないです。
人生始めてのPEでのベイトリールというのもどこまで影響があったのか。。。意味不明なオーバーヘッドキャストするとバックラするのはもしかするとPEラインのせいもあるのかなぁとか。。。?わからないですが。一度20lbのナイロンラインに変えて試してみたい。
カルコンMD300については、性能をフルに使えている気が全くしないですが、使い始めと比べると帰る頃にはグリスが馴染んだのか、かなりハンドルの回転が軽くなりました。懸念していたレベルワインダー付近からのリリリリリリ、、、、という音はリトリーブ中は気にならないものの、キャスト時の音は少し大きめ?な印象。ブレーキについては、正直、微調整の差を感じれるほどキャスト能力が私になかったので、どこまでコントロールされているのかは未知数。。。完全に宝の持ち腐れ状態なので、もっと使って使いこなせるようにならないと、、、です。
結局11時まで粘りましたが、魚も釣れないし、キャストもオーバーヘッドキャストするとバックラするのは解消しないしで、なんともフラストレーションの溜まる釣りになりました。
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もっと柔らかい竿で投げれば、もっと気持ちよく投げられたのか?それなら、グリップを使い回せるスネークヘッドシリーズでもっと弱い竿を作ってみるかな? というか、そもそもカルコンMD300が重すぎるのも問題じゃない?、普通のロープロフィールの軽いリール買う?などなど、また散財の予定を頭の中で考えながら、帰路に。
と思ったのですが、そういえばここは潮来市、ということはバスマンなら全員知っている村田基さんの潮来つり具センターがあるはずじゃないかということに気づき、Google mapで検索すると車で9分の位置にある!
これは行かねば、そうだ、スピナベ2個失ったから、その補充も兼ねて、、、と潮来つり具センターに初めていってみました。
おー、ここかーと思い、店の中に入ると、まずはオサムんさんがお客さんと話をしており、おーすごい、Youtubeで見る人!と思いながら奥に進んでいくと、Waterlandのスプーンがずらーっとあり、おお、流石、、と感心して更に奥に進むと、なんと村田さんが居るじゃないですか。
まさか居らっしゃるとは思っておらず、びっくりしてしまい、そのまま見つけた時の勢いで、お声がけすることは出来ず、眼の前をスルーしてしまい、奥のルアーを物色。。。
せっかくなのでエンジェルスピナーベイトを2個、ニュースイマー1個、そしてトレーラー用のワームを手に取り、様子見。。。笑
どうやら動画撮影の準備中のようで、お忙しそうにされている。営業職で鍛えたはずの対人スキルがこんな時に限ってヘタレっぷりを出してしまい、今か今か?となかなか声掛けできず、だいぶウロウロしてから、ようやく「村田さん、すみません、握手してもらっていいですか?」とお願いすると快く応じていただけました!
さらに、「今なら時間あるから写真でもどうですか?」と願ってもない話をいただき、ぜひ!とお願いして、店の奥の撮影ブースにて記念撮影。
一生の思い出になりました。。。
霞ヶ浦始めてきたんですけど、釣れないですがどうしたら良いですかと質問させてもらうと、「この時期は巻物で底まで落としてじっくり巻くのよ」と教えてもらい、絶対次来たときそうしようと思いました。
思えば自分がブラックバス釣りをはじめた中学生1年の頃、ミラクルジムとか王様とか呼ばれていた頃からのあこがれの人と会うことが出来て非常に良い思い出になりました。
そのあとお会計済ませて車の中でニヤニヤしながら、友人らにラインで写真を送って自慢して、魚が釣れなかったことやキャストも下手くそだしルアーもぶっ飛ばしたことも忘れて、良い気分で帰ることが出来ました。自分の中にこんなにもミーハーなところがあるとは思いもしませんでした笑