監督：アントニー・シト(司徒永華)
エグゼクティブ・プロデューサー：ジャッキー・チェン(成龍)
ファイト・コレオグラファ：アントニー・シト
スタント・コーディネート：ダグラス・ハン(孔祥德)
出演：サモ・ハン(洪金寶)、リウ・フェンチャオ(劉峰超)
ワン・ウェンジェ(王文杰)、ワン・フェイ(王菲) 他
武術家の父、リー（サモ・ハン）の２人の息子とその友達の、
武術を学ぶことを通した青春・友情物語。
すごくおもしろい、というわけでもないけど
本格的な武術大会の雰囲気が味わえます。
この監督（オーストラリア人）も
北京体育大学で武術を学んだ人だそうです。
武術を通して世の中の邪悪なものと戦う若者、という
ジャッキーっぽいストーリー。
もちろんサモ・ハンのアクションも見られます。
『 監督失格 』
監督：平野勝之
出演：平野勝之、林由美香、小栗冨美代 他
音楽：矢野顕子
これ、けっこうな話題作ですが
私は嫌いですね。
監督とその恋人の私的サイクリング旅行からカメラ回すんだけど
いかにも公開するのを踏まえたみたいな
２人のぶったしゃべり方が鼻につく。
林由美香さんというAV女優さんの元カレであることが
いかにも自慢、って感じもなんだか…
これ、男性は好きかも知れないですね。
別れた恋人にいつまでも未練あるのって男性が多いでしょ。
女性は、確かに失恋したら泣くかもしれないけど
次の恋人できたら過去は過去でしょう。
お葬式に1000人以上の会葬者が来られたのも
この２人の人徳ではなくて
お母様が超有名ラーメン店の名物女社長だからでしょう。
なのに劇的に描きすぎてて何なんだろうと思う。
監督に、わぁわぁ泣かれてもね。
私小説見せられる観客の身にもなってもらわないと。
この林さんという方は事故死されているので
映画を批判すると亡くなった方の悪口言うみたいに
聞こえちゃうこの作品の作りって最高にずるいと思う。
あと「映画秘宝」の評価で、成海璃子がこれを１位に挙げてたけど
それも納得いかないですね。
もちろん好き嫌いは個人の勝手だけど
わかったようなこと言うなや、って感じ。
『 ウィンター・ソング 』
監督：ピーター・チャン(陳可辛)
アクション監督：トン・ワイ(董瑋)
出演：金城武、ジョウ・シュン(周迅)
ジャッキー・チュン(張學友)、チ・ジニ(池珍煕)
エリック・ツァン(曾志偉)、サンドラ・ン(呉君如) 他
これ、前にも一度観たのですが
ピーター・チャン監督×金城武
そう、『捜査官Ｘ』ペアなので
もう一度観てみました。
というのも「ミュージカルっぽい劇中劇(映画)がある」、という内容以外
あまり覚えてなかったんですよね…
でも、前観たときよりよかったかも？
当時よりは今のほうがジョウ・シュンや
ジャッキー・チュンを見慣れたのかもしれないです。
ピーター・チャン監督は、監督作は
もともと、ラブストーリーが多いと思うけど
監督作の『投名状』『武侠』も良かったし
(『十月圍城』は製作)
武侠ものを撮ってほしいですね。
もちろん、『投名状』も『武侠』も
愛情表現や人間関係もちゃんと描かれています。
アクションだけ撮って、言ってるわけではもちろんないです。
『捜査官Ｘ』、GWにお客さんたくさん入ったかな？？
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