ほうれい線のヒアルロン酸注入を行った患者様の前後写真です。(厚生労働省認可のジュビダーム使用)
かなりくっきりと線として入っているほうれい線でした。
はっきりとした線から、自然な溝になったと思います。
急に変わりすぎてしまうと不自然感がでてしまいます。
そしてこの溝の感じは全くないと、突然太ったような印象となってしまうこともあります。
ご本人としては今回の仕上がりを非常に気に入ってくださっているので、のこる溝感には追加注入はせずにこのままとしています。
ほうれい線、とは法令線と漢字で書かれることもありますがなんで?だろうと思ったことはありませんか?!
医学用語としては鼻唇溝(びしんこう)、nasolabial fold(naso=鼻、labial=唇、fold=折り目)
鼻と唇を結ぶところにある溝、なんてわかりやすくそのままなんでしょう。
でも患者様が”私、「びしんこう」が気になるんです、、、”とはほとんど言われません。
ほうれい線、がやはり話し言葉の中では一般的ですね。
中国の面相学での「法令紋」に由来するらしいのですが、”で?!だから、なんでほうれい?”なわけですσ(^_^;)
法令遵守、などの言葉で使われる法令は”法律”などの意味です。
一説によると”まっすぐに歩きにくい人は、左右のシワの太さや長さが違う”などとシワをみて骨盤の異常を言い当てたことが発祥とも言われています。骨盤がまがりまっすぐに歩けない人=人としての道がまっすぐでない=法令を守れない人、というふうに言葉でとしてはつながったのだとか。。。
広辞苑に、このほうれい線は記載がないためか、豊麗線や豊齢線と当て字で書かれることもあります。
左右のほうれい線のバランスが違うことはよくあること、というか人間の顔、体は左右差はあるものだと私は思っています。
ヒアルロン酸を入れるときには左右差をつけた量で入れて、仕上がりとしては左右のバランスがとれるようにしています。
また、鼻唇溝(ほうれい線)は頬のたるみが原因となっている事が非常に多いので、ヒアルロン酸を入れれば良いだけということではなく本来たるみ治療(溶ける糸による治療やイントラジェン)も行っていくことが良いと考えています。鼻唇溝(ほうれい線)にほっぺたのお肉が乗っかってる!ここの乗っかりがなければなぁ!というは容易に想像ができるかと思います。
ご予算との問題で、必ずしも理想通りの治療ができるわけではないので、どこをどう治療して、どんな風に治療をコンビネーションするかはご相談させていただいております。
ヒアルロン酸注入はご予約制です
ほうれい線以外にも部位はご相談ください。
私自身も最近、自分で自分の顎と鼻にヒアルロン酸を注入しました。
自分で自分にとか痛くないんですか?!と言われますが、今回は新規に導入したばかりのハイジェッタ(電動の注入機器)を使用したので細い針が使えたのと、普段だと自分で自分には難しい角度もとても注入しやすかったです
近々、私の前後写真もご紹介いたしますね(*^^*)
⚫️ヒアルロン酸注入(税別)
1本(0.8~1.0ml) 50000円
ケーズ美容皮ふ科
093-967-0632