卒団生を送り出した後に思うこと | 小学生バレーボール 新宿柏木クラブ 監督の独り言 sakoブログ

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23日の土曜日は卒団式だった。

新宿柏木クラブの卒団式は、春の強化合宿期間中に行われるのが恒例だ。

今年は10名の6年生を送り出すこととなった。

一度に10名も送り出すと、一気に部員数が減少してしまう。

今年は4年生から5年生の11月にかけて、4名もの移籍者がいて、プロバーは6名だった。

 

プロパーの選手たちと移籍者が上手くやっていけるのかと心配していたが、女子と混合の2チームに分けて大会に出場したので、6年生が全員試合に出場することができ、たくさんの楽しい思い出を抱えて卒団していくことができた。

しかしながら、私的にはプロバーと移籍者の間にはどうしても小さな溝みたいなものも感じることがあって、今後の課題であることは間違いなと感じる1年間でもあった。

 

日本小学生バレーボール連盟の加盟チーム間では、移籍が自由になったからか、柏木も御多分に洩れず移籍していく子ども、移籍してくる子どもとさまざまだ。それはそれで自由なので、全然不満はない。

移籍してくる理由、移籍していく理由はさまざまだが、移籍するのを引き止めることもできないし、移籍してくるのを断るわけにもいかない。

どこのチームの指導者も大変な時代を迎えたものだと思うこの頃である。

 

『こうなったらInstagramで『経験者募集中』とでも書くかい』、と言ったら『波紋が広がるのでsakoさんそれはやめた方がいいですよ』と多くの指導者人笑われながら言われる始末だ。

 

中学校、高校は進学時にある程度、学校のことを調べてから入部していくが、小学生はまずは地元のチームに入部することが多い。そして以前は移籍には高いハードルがあったのだが、数年前に移籍が自由になってからは、さまざまなチームから柏木クラブに入ってきたり、柏木クラブからもたまに出て行ったりする。

 

小学校の軟式野球チームなどは、入部できるチームが在籍している小学校のチームと決められているらしい。これはまた指導者を選べないわけで束縛された世界だ。最初に出会った指導者によってその後の運命がきまる。それもどうだかなあと思うが。

 

よって上手になりたい子どもは。スクールやリトルリーグなどに流れて公式野球を始めるのだろう。

サッカーや野球を始める時は、Jリーグやプロ野球の下部組織やリトルなどもあることから、子どもの育成目的によって選択の道が広がっているのが特徴的だ。

ただ、バレーやバスケではあまりそんな話は聞かない。なので、移籍の自由が始まったのだろう。

私たちチームのスタッフはある意味常に緊張感を強いられる。

良いチームが残り、そうでもないチームは人数が減っていく。柏木なども人ごとではないので、他に負けないしっかりとしたチーム作りをしなければと思うこの頃だった。

選手や保護者の方に愛されるチーム作りが必要だ。これは柏木だけではなく、全チームに言えることなので皆さんも頑張ってほしい。