子どもへの言葉がけ | 小学生バレーボール 新宿柏木クラブ 監督の独り言 sakoブログ

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昨日の回答

 

長年やってきたポジションを変えられたのですが、悲しむ娘にどんなアドバイスをしたら良いですか?

 

昨日はこの話題を出しました。

私も長年バレーボールをやっていますが、アタッカーとして使いたいなと考えていた選手をセッターにしたり、レシーバーにしたこともありますし、セッターとして育てようかと考えていた選手をアタッカーにしたり、レシーバーにしたりはよくありました。

 

長く選手たちと付き合っていますと、身体の成長や運動能力の伸びなどが分かってきて、ポジション変えはもちろん、先発メンバーなどの入れ替えももちろんやります。

 

小学生バレーボールということもあって、私などはそれでもかなり情を入れてしまい、思い切ってバサッとできないのですが、勝つチーム作りをする上ではどうしても仕方なく行う場合があります。

その場合、選手に理由などは説明しないので戸惑うこともあるかもしれません。

 

そんな時、保護者の皆様に選手に言葉がけをしてもらうとしたら

 

『今度は新しいポジションを教わることができるんだね。いろいろなポジションを経験しておく方がいいんだよ。監督が○○ちゃんには、そのポジションが向いていると思って変えるんだからね』

『中学や高校に行った時にどんなポジションを与えられるかわからないんだから、いろいろな練習をしておいた方がいいよ』などとアドバイスしてもらえるとベターな回答かと私は思うのです。

 

先発を外れてしまったことを子どもに言われ、もし落ち込んでいたら

『そっか、○○ちゃんより上手な選手が出てきたんだね。○○ちゃんより努力しているのかな。でも今度はその子の2倍練習して、先発奪い返すつもりで頑張るんだよ』とか

『ありゃ、先発外れちゃったの?誰もが先発メンバーに入りたくて練習しているし、努力しているんだから○○ちゃんもまた先発奪い返す気持ちで頑張んなきゃね。』

みたいなフォローをしてもらいたいなと私は思います。

この回答の仕方がベストだとは思いません。もしかしたらもっともっと素晴らしいサポートの声がけがあるでしょう。

 

ただ、私は保護者の方にこんな言葉がけをしてもらいたいなと思っているだけです。

私の回答を参考にして子どもをやる気にさせる言葉を考えてください。

その時、大切なのは他の子どもを批判したり、自分の子どもを怒ったり、指導者を批判することです。

監督が言うことなんか、『はいっで返事してればいいの。気にするな。』

これって意外と自宅で子どもに言う保護者がいますが、まずもって指導者を子どもが信頼しなくなりますから、選手と指導者の間に溝ができていきます。

 

どうでしょうか?

 

自宅で指導者の批判をしたり、チームメイトの批判が始まりますと、だんだんと選手のやる気がなくなっていきますし、なんかギクシャクしていくと思いませんか?

それは他のスポーツや学校も同じです。

わけのわからない指導者や教員もたまにいますから、一概にすべて指導者や先生が正しいということはないのですけどね。

私が言ってるのは指導者や先生がまともな場合の一般論ですよ。

 

指導者が絶対的存在だと私は今でも思ってません。私自身を含めて。

 

明日は私の小学生バレーボールの指導者論ですよ。