FGO 奏章Ⅲ アーキタイプ・インセプション131 | ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

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日々のゲームのことを物語調で綴っています。主なゲームはFGO、バンドリ!ガールズバンドパーティ、ウマ娘となります。ゲストと真面目なヒロこぼら、ハチャメチャこぼら、廃課金猫ゴマたち猫がどのように関わるのかを楽しんで頂けたら幸いです。それでははじまりはじまり〜

ブログストーリーは、うちの猫らが登場している関係で、内容の違う部分が多々存在しています。その点はご了承くださいね。

最後に、このお話は、画像を使わせてもらっている都合上、ネタバレ要素を含みます。まだ未クリアの方はクリアしてからこちらを読むことを推奨致します。

以上、よろしくお願い致します。


















ぐだ子:令呪を以て命ずる!
目を覚まして、エレシュキガルー!


エレシュキガル:え?はい?起きてますけど?私…
え?わっ!あわわわ!倒れてるんじゃないわよ!目を覚ますのはそっちじゃない!これじゃあべこべじゃないのー!


ぐだ子:・・・意味?あるよ?だって、花を植えるんでしょ?価値がなくなって、誰も行かなくなっても…それがどこかの、遠い宇宙でも・・・私はいつか絶対、遊びに行くよ

エレシュキガル:なんなのコイツ・・・ビースト舐めてるの?もしかして、私に威厳ないとかなの?


アルト:は?はい?状況説明して?すいちゃん…ぐーちゃん、何がしたかったの?あの攻撃から守ってあげるのは簡単だったけど、あんなことのために・・・私は魔法を使ったわけ?

セレーネ:うーん・・・
エレフィナ:いいのよ?それで

アルト:え?え?
セレーネ:それはなぜ・・・

エレフィナ(私には解る。アナタも嬉しいわよね?鎮魂の舞で身動きが取れなくなった私に、あの人はこう言った。
「もう…もう、いいんだよ?エレシュキガル…そして…ミズホ。冥界神はもういない。今後は私だけの冥界神になってほしい。だから、ね?もう大丈夫だから。私の冥界神になってくれたら、いつでも会いに行くからさ」
そう…ここにもそんなこと言うヤツがいたのね。良かったわね、異世界の私・・・)


エレシュキガル:ちょっと・・・なにニヤニヤしながら見てるのよ・・・気持ち悪い・・・

エレフィナ:別に?私にもいたわ。そういうくさいセリフ言うヤツが

エレシュキガル:ま、まさか・・・
エレフィナ:良かったわね〜アナタにもいて

エレシュキガル:ちょっと待ちなさい!アイツには何て言われたの!?ちょっと教えなさい!

エレフィナ:当然、愛の言葉よ?
エレシュキガル:んなぁ!


ぐだ子:あの…すみません、私の立場は?結構、恥ずかしかったんですけど・・・ひーちゃんたちいるし

アルト:あ、起きた…ドンマイ、ぐーちゃん
セレーネ:エレフィナにもいたのよ?アナタみたいな人がね

ぐだ子:え?まさか・・・師匠!?
アルト:そう、そのまさか。お父様。エレシュキガルに私だけの冥界神になって?って抱きしめながら言ったんだから〜♡

ぐだ子:へ?⁄⁠(⁠⁄⁠ ⁠⁄⁠•⁠⁄⁠-⁠⁄⁠•⁠⁄⁠ ⁠⁄⁠)⁠⁄だ、抱きしめながら?

アルト:もうね、エレフィナがメロメロで〜ま、その後…エレフィナがブチ切れるんだけどね・・・

ぐだ子:はい?なんでそうなるの!?

セレーネ:会いに行かなかったのよ・・・アナタも付き合い長いなら解るでしょ。まぁ、そのブチ切れから桜花が生まれるんだから・・・判んないよね…ホント

ぐだ子:あはは・・・だね…それ、猫の世界では有名な話なんだ・・・

セレーネ:獣神の話は美談でもあり、猫の世界の冥界神誕生の話だからね。神話にも当然残ってるわ

ぐだ子:そ、そうなんだ・・・えっと、すいちゃんたちも冥界大戦経験者?

セレーネ:そうね。直接何かしたわけじゃないけど…ひーちゃん以外は・・・私は特に何もしてないわ

ぐだ子:そっか・・・ん?ひーちゃん以外?

アルト:それはどーでもいいわけです〜その冥界戦争の発端はお父様と創生神の子の死から始まってるんだよね。その魂を譲渡した黄泉とそれに協力したエレシュキガル。そして、それに気付き激怒した各地の冥界人類神たち。その頃、地上では神の子蘇生計画が始まっていたのだった〜

セレーネ:その最初が私たち。次がアーク、次が徒桜に桜月・・・つまり、蘇生計画の一環として生まれたわけ

ぐだ子:蘇生計画の一環で?

セレーネ:そう。それほどかわいかったのよ。死んだ妹はね。ま、私たちは会ったことはないけどね。桜雪誕生からその計画が頓挫した数年後猫の世界史上最悪の冥界大戦が始まった

ぐだ子:猫の世界史上最悪・・・

セレーネ:冥界大戦は冥界人類神掃討と地上に顕現した獣神エレシュキガル鎮圧で終わった。鎮圧から数年後に桜花が地上で誕生、その後しばらくして世界各地で異変が起こった…人類神残滓となって蘇り…猫の世界を滅ぼそうとしたわけ。これが第二次聖戦

ぐだ子:!?大戦の次は…聖戦?

アルト:冥界から復活してるから、一緒にして冥界戦争とか冥界大戦にしてたりもするけど〜第二次聖戦と呼ばれることの方が多いかな?ある子の初陣だからね


ぐだ子:う、初陣が人類神の残滓って・・・誰が戦ったの?私が知ってる猫?


アルト:うん、知ってる猫だよ?


セレーネ:それを全て討伐したのが神の子桜雪…真に冥界大戦、そして人類神との戦いを終結させた猫の世界の大英雄。その功績から、当時の最高位神官ナナはその地位を剥奪された最高位神官桜雪誕生の物語ってわけよ

アルト:最高位神官桜雪はね〜みんなのアイドルで男からは求婚の嵐、女からは憧れられて、見ただけで気を失う子もいたね〜桜花が最高位神官になって引退したら、泣き出す子もいたくらい

セレーネ:今でも大人気なのよ?桜雪に憧れてアイドル目指す女の子が後を絶たないから

アルト:かわいいし、強いし、歌声も綺麗…私なら嫉妬しちゃうけどね。それだけ慕われてるわけよ〜

ぐだ子:すご・・・冬桜って・・・

セレーネ:その桜雪は、求婚を尽く断ってたわね
ぐだ子:え゛・・・なんで!?

アルト:この世界の言葉だと…ただの…
ファザコンだから!

ぐだ子:・・・・・・

セレーネ:そういえば…自分の結婚相手は、お父様以外お断り!小さい時からそう公言してたわね…今でもそうだから、まさしく禁断の恋よね…

ぐだ子:・・・・・・き、禁断の恋…

エレシュキガル:つまり?あの猫最強の桜雪はアンタの尻拭いしたってわけ?

エレフィナ:昔の話よ?まぁ、あの子は今も私を許してはいないでしょうけど。表向きはニコニコしてるけどね…あの笑顔は桜にそっくりだわ・・・

エレシュキガル:アンタも大概だわ・・・冥界戦争の発端にして、人類神残滓化の元凶とはね…

ぐだ子:え?エレフィナが元凶?

エレシュキガル:当然でしょ?人類神が残滓化して現れたってことは、すでに誰かに倒されてるはず。つまり…獣神エレシュキガルが地上に顕現したから、冥界と地上の境界が曖昧になって残滓として蘇ったわけだし…信じられないわ…

エレフィナ:アナタにだけは言われたくないわね…私が暴れたのは私の世界他の世界じゃないわ

エレシュキガル:アンタね・・・やってることは同じでしょうがぁ!


The end



出演
エレシュキガル

ぐだ子



あとがき
はい、ぐだ子のくさいセリフの回でした〜
まぁ、似たようなこと師匠くんもしてるからね…
私からは特にはないです。

エレシュキガルは同性のぐだ子から。まぁ、友達感覚なので、まぁ恋愛要素はないです。

エレフィナは異性の師匠くんから。
だから、恋愛要素が絡むはずなんだけど…会いに行かなかったわけなんですよ。エレフィナさん、さすがにブチ切れましてね?いい加減に来い!とブチ切れた手紙と、ある花の枝を寄越して来まして・・・

師匠くんは渋々冥界へ。

まぁ、師匠くんにはその頃かわいいかわいい桜雪がいて、彼女を連れて冥界へ行きます。それを見たエレフィナさん、まぁたブチ切れちゃいまして・・・御機嫌取りのために、師匠くんは冥界行を頻繁にするようになります。でも毎回桜雪を連れて行くので不機嫌大爆発(笑)

まぁ、それから桜花が・・・
という流れなんです。だから、桜雪はエレフィナさんのことをよ〜く知ってます(笑)

お父様愛の塊の桜雪にとって、エレフィナは邪魔(笑)関わってほしくないんですよ。だから、ウマ娘ブログで師匠くんが冥界に行くことに反対したわけです。

これが、異世界のエレシュキガルさんの恋愛話になりますね!

ある花の枝の話は、アーキタイプの次の話でも出てきますので、良ければ覚えといてね?


ここでちょっと猫の世界の歴史解説です。長いのとFGOとはまったく関係ないので、読みたい方のみでお願いします。


次回8月1日公開予定



猫の世界のエレシュキガル(エレフィナ)と桜雪の活躍時期は重なってはいないのですが、その前のミズホの時に桜雪と関係があります。

桜雪が小さい頃、最高位神官になることを目標にしたきっかけがミズホです。だから桜雪はミズホを自分の母親のように慕い続け、ミズホは桜雪を我が子と同じようにかわいがりました。そのミズホの子が徒桜と桜月ですね。そのミズホは冥界で戦死します。

猫の世界のエレシュキガルはミズホの力を利用して獣神化し、冥界神を一掃しますが、暴走…獣神地上顕現により、冥界と地上の境界が曖昧になります。それが異変となって現れたのが桜花地上誕生からしばらくして

実は冥界大戦前と後のエピソードが、ミズホ(エレフィナ)視点で既にショートストーリーになっているんですよ?最後は…大暴れしてる?小さい頃の桜花も登場してますね(笑)気になった方は読んでみてね。①〜⑤が冥界大戦前。⑥が冥界大戦後(第二次聖戦前)のエピソードです。
残滓となって現れた人類神を桜雪が討伐し、第二次聖戦は終結。ここで真に冥界大戦は終結となります。これによって人類神は完全に一掃され、地球は猫の世界となりました。猫の大英雄の誕生です。
(※ただしこの戦いで人類が滅亡した、もしくはすでに滅亡していたかどうかは不明。桜雪が語ろうとしないため)

桜雪は遥か後の猫の民から、

偉大なる現猫神(ミズホ)はおれど、冬桜の前に英雄なく、世界王(桜花)はおれど、冬桜の後に英雄なし

とまで言われてます。
つまり、ミズホや桜花も讃えてるけど、猫の英雄は後にも先にも桜雪だけという讃辞です。

当時の最高位神官はナナ。ナナの前世が台与の妹で巫女だったから選ばれたのですが、全て空回りしてしまっていたのです。残滓討伐もできない最高位神官に何の意味がある!その声が猫の国々から上り、ナナは主神に最高位神官を剥奪され、神は大英雄桜雪を最高位神官に任命したのです。

その後、猫の国々は最高位神ミズホがいない中央を見限ると五神将を頼り、中央の命令をまったく聞かなくなります。それほど、選ばれし猫ではない一般猫から神官(エリート)になり、最高位神官に!これだけでもスゴい快挙なのに、最高位神の称号をもらい、さらに神妃に選ばれた現猫神であるミズホ(現エレフィナ)は偉大だったわけです。

桜雪の施策は悪くない・・・でも猫たちは言うことを聞かない…

それに腹を立てた主神は、桜雪に自らの剣を渡しました。これは桜雪に従えという神命であると同時に神命に従わない者は斬れという意味です。桜雪は五神将との戦争に勝ち、世界統一を果たしたのでした。

その数年後、五神将の推薦もあり、桜雪はミズホと同じ最高位神となり、世界を統治します。
六神将時代の始まりです。


ミズホに憧れ、最高位神官を目指した少女時代。
エレシュキガルに振り回された第二次聖戦。
ミズホに出来たことが自分にできなかった最高位神官の時の苦悩…その後、繁栄し猫の民は幸せになりましたが、それは他の五神将がいたからこそ。
その後を引き継ぎ、猫の文明をいとも簡単に大繁栄させたエレフィナの子の桜花。

ミズホがいなければ、桜雪はただの神の子だったのは間違いありませんし、エレシュキガルがいなければ桜雪が大英雄になることはありません。きっと将来の女神として、別の猫生が待っていましたね。

このように、エレフィナと桜雪の関係は深いわけなんですよ。


桜雪が桜花に最高位神官を譲ったのは、彼女がエレフィナの子だと知っていたからではないです。当時のトップシークレットですから。
彼女が鏡に選ばれた時から、何かミズホと同じようなものを感じたから…なのかもしれませんね。


じゃ、またね(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)♪