この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
イベントは終了していますが、一部ネタバレを含みますので、ご注意くださいね。
以上宜しくお願いします。



瑞姫:・・・私だと解るんだ…毘沙門天。というか召喚されてるとは思わなかったかな?
謙信:判りますよ?姿は変わっても、貴女は貴女でしょう?召喚についてはよく解りませんね。気付いたら召喚されていた…という方が正しい気がします
瑞姫:なるほどねぇ・・・
(やはり、桜花が原因か…その目的はいったい)
謙信:ですが・・・どうやら、全てのサーヴァントが召喚されたわけではないようですね
瑞姫:そうみたいだね・・・全てが必ず起こる未来じゃないってことかな?
(つまり、ミクトランに現れ、ここにいないサーヴァントは…必ずどこかで遭遇する…か。私には関係のない話だね)
謙信:まぁ、そういうことなのでしょう。つまり、私がいた特異点は、この時間軸では存在しないことになります。それもまた残念ではありますが…
ささ、一献どうぞ?飲めますよね?
瑞姫:いただきましょう
謙信:あ・・・こちらもどうぞ

謙信:じゃじゃーん!名付けて「軍神印のお塩チョコ」です。お酒の肴にも最高の逸品ですので、ささ、遠慮せずにおひとつ、どうぞ
瑞姫:そっちもど〜ぞ?
謙信:これはかたじけありません。

謙信:あの戦いが懐かしい。異世界の神との真剣勝負…今でも夢のようです
瑞姫:あれは完全に毘沙門天だった。化身なら楽だったんだけどね・・・
謙信:そうでしょうね・・・悔しいですが。神と神の化身の違いはそういうものです。あの戦いは私の脳裏に焼き付いている。貴女は強く、そして美しかった
瑞姫:そりゃどうも・・・
謙信:ですが、今はもっとです。今の姿が本来の貴女でしょう?異世界の神…今戦えば、互角に戦えるかどうかも怪しい
瑞姫:あー・・・そうかもね。あれは人の身体だったから…身体能力とか、放出魔力量とか?そういうのが違うから・・・でも、あの戦いはお互いがその状態だったし?だから拮抗した戦いになった…神と神の戦いでも互角に近いでしょ・・・ま、面倒くさい相手なのは間違いないね
謙信:よく言いますよ・・・面倒くさい相手といいたいのはこちらです。あの不可視の矢…最悪です
瑞姫:そうだろうねぇ~こっちだってあの…なに?大砲みたいなやつ・・・最悪・・・
謙信:では、お互い様ということで。ところで貴女は…人を護りますか?
瑞姫:まさか。神は人を護ることはしない。願いを叶えることもない。それが天災ならば護るくらい。それ以外は好きにやったら?って感じ。貴女の生き様は神の化身だからでしょ?別に比べる必要もない
謙信:そうですね・・・
瑞穂:・・・そうだね。また何れ・・・
The end
出演
上杉謙信(ルーラー)
あとがき
ルーラー上杉謙信と瑞穂(瑞姫)ちゃん…ミクトランでの死闘を繰り広げたあの2人が再び共演となりました!
もうほとんど回想ですけどね(笑)
のんびり、酒を酌み交わしながら、想い出話に花を咲かせる・・・何とも面白い関係になっちゃってるんだけど・・・
ま、気にしないでね?
次回3月12日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪