この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
イベントは終了していますが、一部ネタバレを含みますので、ご注意くださいね。
以上宜しくお願いします。


そしてカロンはこうも言った。特異点の核はこの穴だと。また「死んだチョコ」の概念を軸にした冥界は正しいものじゃないとも。
ぐだ子:ダ・ヴィンチちゃん、どう?
ダ・ヴィンチ:うん、おそらくだけど、あの穴の中に聖杯の反応がある。それがその概念を引き寄せて、新しい冥界になろうとしている…ということかな。だがこれは・・・自然災害に近いもの…それがこの特異点の正体なんだろうけど・・・何か違うような…
ぐだ子:え?
マシュ:それって・・・
?:そう、これは確かに自然災害に近いよ?でもそれは人災にも等しい
アンドロメダ:あ、女神さん!
ぐだ子:い、異世界っ子・・・
異世界っ子:また会ったね〜♪異世界っ子ちゃんたち
ダ・ヴィンチ:どういうことだい?
異世界っ子:簡単なこと。ここに来たんだよ?私たちじゃない異世界の者が・・・
ダ・ヴィンチ:・・・え?ってことは猫ちゃんたちが…
異世界っ子:それも違う。ここに来たのは別の神。そっか、やっぱりこの世界にいるんだね…
(■■■■■・・・)
この特異点はある者の想いを依代に構成された特異点なんだよ?「会いたい」という想いを…
アンドロメダ:あ・・・この川が「会いたい誰かに会える川」ってことになってたのは・・・
カロン:つーことはだ。オレが来た時に感じたのは、そいつがいたか、聖杯がそれを叶えようとしたからってことか。だが残念なことに、そいつはもう既にいなかったってオチかもしれねぇな
ダ・ヴィンチ:なるほどね。聖杯が叶えようとした願いの持ち主はもういない…だから・・・冥界
カロン:そしてな、川を進めるのに必要なのは属性じゃなく、導く「人の想い」のほう。すまねぇが、そこはちょっと嘘をついた。まぁ、

カロン:会いたい誰かがいるという想い、それこそが川を進める・・・まぁ、歪な形になっちまったのが、アレってことなんだろうが・・・
ぐだ子:でも・・・それで会えるのはなんで?
カロン:実際、間違いじゃあねぇ。冥界には死んだ奴らがいる。そして人は誰しもが死ぬ。あの女神が言ってなかったか?自分の会いたいヤツは、この先にはいないってな・・・
ぐだ子:え?
マシュ:あ・・・確かに・・・先輩が眠られていた時の話です
アンドロメダ:言ってた、言ってた。でも、それとこれはどう結びつくのかな?
ダ・ヴィンチ:そうか…彼にはいつでも会える…ということは、死んでないんだ!
カロン:ご名答。その通りだ。だから、あの女神はアンタを勝たせた。あの時、相手のサーヴァントの会いたいヤツはいつでも会えるんだろ?そうじゃないアンタを先に進ませたんだ・・・

カロン:哀しそうな顔をしているが、もしあの穴が新しい冥界になれば、会えるのはマジだと思うぜ?会いたい誰かが注ぎ込むことで完成した冥界なら、
異世界っ子:うん、ありがとう
ぐだ子:それじゃ、作戦を考えよう!
The end
出演
アンドロメダ
ぐだ子
マシュ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
カロン
あとがき
特異点の成り立ちは、ブログストーリーオリジナルだね。ゲーム本編では自然災害みたいなもので終わってます。なので、ここから先はif展開に近いかな。
この展開はね・・・偶然というか・・・
この先のストーリーをもう書いてるので、こうなったという方が正しいかもね。
特異点発生の部分をどうオリジナル化するか…それが課題だったから。いい具合になったんじゃない?
・・・たぶん(笑)
次回3月26日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪