この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。


?:正雪ちゃん…正雪ちゃん・・・聞こえる?

?:まだ届かない・・・正雪ちゃん!

正雪(なんだ?この声は・・・知らぬ声…いや、この声は・・・お永殿!?)
お永:やっと届いたぁ!もう少しの辛抱だよ?皆が頑張ってるからね?
正雪(そんなことをしないでくれ。私は・・・)

正雪(救ってもらう価値すらない・・・)
お永:そう・・・価値がないなら最初から戦うな…私はそう思うけど?それとも・・・絶望した?
正雪(・・・・・・貴女はお永殿…なのか?)
お永?:貴女の願いとはなに?
正雪(それは真に平らかなる世を・・・)
お永?:で?・・・それを利用されたから諦めるの?
正雪(それは・・・)
お永?:ならば問う。なぜ、私を救った?由井正雪…丑は我を救う意味はないと切り捨てたのに…なぜ私に優しくしたの?
正雪(私には貴女がか弱く見えた・・・だから…共に平らかなる世を作ろうと…それが貴女のためにもなると)
お永?:そう・・・では次・・・異世界モドキに利用されて悔しくはないの?悔しいなら、私の元に帰って来なさい。帰って来るなら愛しましょう。帰って来ぬでも愛しましょう・・・貴女は我の一部となるのだから…どれを選ぶか?由井正雪・・・
正雪(お永殿・・・私は・・・)

お永:ねぇ、正雪ちゃん、かっこ悪くてもいいじゃない!望んだっていいじゃない!さぁ・・・戻っておいで?
正雪(何故か…今のはお永殿・・・もしかして、お永殿は2人いるのか?)
お永:・・・・・・それは違う。さっきのは別の私かなぁ。それが私。■■■■■。永遠の恐怖の女神■■■■■。神性が強く出るとあぁなっちゃうの
正雪:■■■■■・・・それがお永殿の本当の名か
お永:うん。少し記憶を取り戻した。私はね、ある神を探してるの。私を大切にしてくれた神。私をその世界の神にしてくれた神。大好きな人。私たちは2人で1人なんだよね・・・そういう存在なの
正雪(そうか・・・あの時のお永殿はやはり…そうか、そうだったのだな・・・)
お永:あの光に向かって手を伸ばして?私は貴女を拒絶しない・・・共に行こう?さぁ・・・
正雪(光に・・・手を・・・あれは)
お永:和御魂かぁ・・・どうかなぁ。私が和御魂で、あっちが荒御魂?あははっ!そうかもね!
・・・さぁ、来たよ?貴女のお迎えが・・・
正雪(私の・・・迎え?)
正雪(そうか、セイバー。貴殿は・・・貴殿はあの結末を目にしてもなお、そちら側にいるのか…そうだな。そうであった・・・たとえそれが、熱を宿さぬ月光であっても、夜に独り、凍えることになろうとも)
The end
出演
由井正雪
あとがき
私ね、あまりこういうストーリー書かないんです。だって、恥ずかしいから(笑)
この場面の改変はあまりしたくなかったんです。ただこれまでの流れから、正雪とお永ちゃんの関係は明かせなかったのと、書けなかったんだよね。
おまけを入れようものなら、全部書いちゃいそうだったので・・・なら、申し訳ないけど、ここを利用させてもらおうかな?ってなった感じかな。
ホントは弄りたくなかったけど・・・
完全カットは免れたってことで。
次回7月10日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪