FGO 盈月剣風帖84 | ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

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日々のゲームのことを物語調で綴っています。主なゲームはFGO、バンドリ!ガールズバンドパーティ、ウマ娘となります。ゲストと真面目なヒロこぼら、ハチャメチャこぼら、廃課金猫ゴマたち猫がどのように関わるのかを楽しんで頂けたら幸いです。それでははじまりはじまり〜

この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。

また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。










正雪:ここは・・・

伊織:目覚めたか?身体はどうだ?大事ないか?英霊である身にそう訊くのも妙な話だが・・・さっきまで目を覚まさないと、お永殿が大騒ぎしていてな…徒桜殿と桜月殿が引き離していたぞ

正雪:あはは・・・そうか・・・
正雪:・・・空想樹は?

伊織:セイバー冬桜が斬った。これにて儀は終いだ

正雪:・・・そうか。セイバーもだが、やはり、冬桜殿は強いな。そうか…2人であれを斬るか。
正雪:私の歪んだ妄念が世を呪い、壊さんとしたのだ…

紅玉:おぉ、目覚めたか。空想樹が失われ、この江戸も何れ消滅するじゃろう。だがどうやら、しばしの猶予はあるようじゃな・・・

正雪:・・・お永殿は?あの時、私を伊織殿とセイバーに導いてくれた礼をいいたいのだが・・・

紅玉:お永ならば、他の猫と共に江戸見物に行っておる。町の方に行けば会えるじゃろう。正雪も肩の力を抜くがよい。全ては終わったのじゃ

正雪:・・・その前に聞いておきたい。宮本伊織

伊織:何だ?

正雪:お永殿ならば解る。この特異点でずっと一緒であったからな・・・だが・・・

伊織:それか。助けたのは俺ではないお永が貴殿の意思を確認したいと言い、冬桜が応じた。それからセイバーとぐだ子もそうしたいと言った。俺は少しばかり手を貸しただけのこと。まぁ、お永が言わなかったら、セイバーが言っていただろう。その4人には礼を云っておけ。貴殿を救わんと必死だった


伊織:そうだな。逸れのルーラーも伝承は何故救うのかと問うていたくらいだ。もし、お永が貴殿を救わなかったらどうなっていたか・・・

正雪:・・・それもあろうが、そうでなくても同じであろう・・・お永殿はこう言った。帰って来ぬでも愛しましょうと・・・我の一部になれとも…な。一歩間違えば、猫の伝承は完全復活していた!

伊織:だろうな…甘い・・・と俺も思う。

正雪:・・・・・・正しき道か。だが、それはお永殿の私を救わんとする願いで、宮本伊織貴殿の願いではあるまい

伊織:・・・そうだな。きっと、そうなのだろう。きっと俺にも願いがあったのだろう。だが・・・終わったことだ

正雪:・・・・・・

伊織:さぁ、行こう。きっとお永も貴殿を待っているはずだ

正雪:ああ・・・


The end


出演
宮本伊織
由井正雪

紅玉の書



あとがき
宮本伊織と由井正雪・・・
何か引っ付きそうで引っ付きませんよね(笑)
だから、このブログストーリーにお永ちゃんを正雪側にしやすかったのもありますね。

本当はここもカット対象だったんだよ?
でも、正雪と伊織の部分は一度めっちゃ邪魔しちゃったからね…その罪滅ぼし・・・かな?(笑)

正雪と伊織の問答はね・・・利休よりも長くて、カットしにくいから…私にとっては最悪のコンビに近いんですよ〜?


次回7月11日公開予定

じゃ、またね(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)♪