この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。
丑御前:これなるは、真なる盈月の器！地獄を彩る百花繚乱！即ち・・・
ぐだ子:お永！これが…これがおまえの望みか！
お永:・・・・・・そうだと言ったら？
ぐだ子:異世界が・・・ここまで介入していいはずがない！こぼらーずだって、ここまではしないぞ！
お永:それは猫が優しいだけでしょう？
ぐだ子:な・・・！
お永:猫が優しいだけなのに、何で全ての異世界がそうだと決めつけるの？
ぐだ子:それは・・・
お永:異世界は猫の世界だけ？違うでしょう？この樹も似たようなものじゃない？この世界のもの？馬鹿馬鹿しい・・・こんな存在がいるのに、異世界はダメとかさぁ〜貴女、どこまで甘えてんの？
ぐだ子:あ、甘えてなんか・・・
お永:異世界を関わらせるだけ関わらせておいて…いざヤバくなったら、それはルール違反とか…？そういうのを戯言って言うのよ？ホント・・・
ふ・ざ・け・る・な！かな？
ヤマトタケル:異世界の者よ！きみの目的はなんだ！
お永:それは、私の完全なる復活・・・そして、私を慕う者への願望成就・・・
ヤマトタケル:完全なる復活にきみを慕う者への願望成就・・・だと？
お永:私はね、まだ完全ではないの…そういう意味では、ここは最適地。異世界モドキがいる世界。それを贄に私は完全復活する…貴方たちは選ぶ時だよ？これを切除し私を復活させるか…それとも、貴方たちが滅ぶか…せいぜい苦しみ選ぶが良いよ。丑御前、私は先にあそこへ行く。あとは貴女の好きにしたら？
丑御前:御意に・・・
ぐだ子:贋作空想樹かお永か・・・
ヤマトタケル:どうするのだ？今のアレは…危険だ。アレが完全復活？冗談でも笑えんな
紅玉:う、うむ・・・冬桜、もしや、あれが…
桜雪:あれが伝承・・・おそらく、私が見た夢の伝承とは違う神・・・
ぐだ子:え？
桜雪:そして、あれはまだカワイイ方…ですよ？夢に現れるのは、あんなものじゃない…ですが、あの魔力は・・・お父様に匹敵する…参りましたね…完全に手詰まりです・・・
ぐだ子:あはは・・・空想樹にやられるのがいいか、猫の伝承に滅ぼされるか？な、なにそれ…どっちも選びたくなんかない・・・
正雪:かっ・・・はっ！
伊織:正雪！
丑御前:お気を確かに。今しばしの辛抱ですよ？正雪。あと少しで盈月が満ちる…空想樹が花開くのですから
The end
出演
ヤマトタケル
宮本伊織
ぐだ子
紅玉の書
由井正雪
丑御前
あとがき
丑御前と異星の神…どんな関係なんでしょう。
ただの契約上の関係だけだとは思いますが…ちょっと気になるよね。
ついに伝承が目を覚ましました。
うーんと、伝承のことをちらっとだけ話すと、猫の世界ではない世界というのは前に書いた通りです。
猫の世界には伝承に勝てる者は存在しません。じゃあ、それにどう勝つの？
・・・ホント、どうするんでしょうね(笑)
これは、ぐだ子たちの世界の大ピンチ。
さて、究極の選択です。
空想樹に滅ぼされるか、伝承に滅ぼされるか…
空想樹を切除すると伝承が完全復活し対処不能と思われます。空想樹を放置すると空想樹の花が開く…
さぁ、どっちを選びます？
次回6月15日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪