この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。
ヤマトタケル:イゴ?
ダ・ヴィンチ:えーっと・・・黒石と白石を持った2人の対局者が盤上に交互に石を置いて、囲った地の大小を争う室内ゲームだよ?
ヤマトタケル:げーむ?
ダ・ヴィンチ:あー・・・試合かな?勝敗を決めるものって思ってくれたらいい・・・
桜雪:つまり、由井正雪は囲碁でいうところの置き石で勝敗を決めようとしている?
ダ・ヴィンチ:いや、置き石はゲームじゃなくてハンデだよ?競技上のルールみたいなものさ。実力に差がある時に力の調整をして、対等にする感じ?
ヤマトタケル:るーる?
ダ・ヴィンチ:あー・・・だからね?規則だよ
桜雪:ということは…盈月の儀は囲碁?でも、ここは室内ではありませんよ?
ダ・ヴィンチ:あ・・・ちが・・・
丑御前:・・・・・・室内???室内で囲碁で勝敗を決めようと?
正雪:・・・囲碁で勝敗を決めるつもりなのか!カルデアは!
ダ・ヴィンチ:い、今のは例えだからね!?
丑御前:あぁ、例え話ですか・・・
正雪:まったく・・・
桜雪:わかりましたか?なぁんにも知らないヤマトタケルが場を混乱させちゃいました…ね
ヤマトタケル:いや・・・場を混乱させたのは、桜雪であろうが・・・
桜雪:失礼な・・・
ヤマトタケル:いや、事実だぞ?なぁ、ユイ
正雪:どっちもどっちだな・・・
丑御前:・・・ですね
ヤマトタケル:言ったな!?ライダーはイゴを知っておるのか?
丑御前:それは、もちろん・・・知らぬのは、あなた方だけ
ヤマトタケル:はぁ?だそうだぞ?桜雪・・・
桜雪:クルクルなら知ってるのですが・・・
ヤマトタケル:く、クルクル!?なんだそれは!
桜雪:白と黒が表裏になってて、それをひっくり返して陣取りする室内ゲームですよ?
2人:!?
丑御前:知ってましたか?主
正雪:は、初めて聞いたな・・・
ダ・ヴィンチ:あはは・・・たぶんリバーシみたいなものかなぁ?
正雪:リバーシ!?な、なんだそれは!
ダ・ヴィンチ:え?えーっと・・・クルクル?
正雪:そうか・・・クルクルはリバーシで、リバーシはクルクル…で、クルクルか囲碁か・・・それで勝負ということか・・・
丑御前:奥が深いですね・・・勝てますか?
正雪:やってみなければわからぬが・・・初めてだなクルクル?や囲碁で盈月の儀を戦うのは…
ダ・ヴィンチ:・・・さらにややこしくなった…
ぐだ子:あはは・・・元凶は桜雪かな?
マシュ:いえ・・・先輩です・・・
ダ・ヴィンチ:うん、間違いないね
ぐだ子:私!?なんでぇ!?
マシュ:先輩のハンデから始まりましたから…
ダ・ヴィンチ:うん・・・ハンデの説明で伊織にわかりやすく囲碁で説明したら、囲碁はなんだ?ってなって説明したら、囲碁を知らない桜雪が囲碁で勝負と勘違いして?
マシュ:そこからリバーシみたいなクルクルが…
ぐだ子:あー・・・な、何か皆さん、ごめんなさい。私が場を混乱させました…m(_ _;)m
The end
出演
ヤマトタケル
宮本伊織
レオナルド・ダ・ヴィンチ
マシュ
ぐだ子
由井正雪
丑御前
あとがき
・・・なんか、うちの桜雪がごめんなさい。私からも謝っときます。
これ、ぐだ子の「ハンデ」から始まったやり取りなんです。ゲームでは、まずこうなります。
それ、何かイヤだなぁ~となって、加えたんですね…そこから桜雪が勘違いして囲碁で勝負になって、囲碁知ってるか?になって、さらにそこからクルクルという猫の世界のゲームが(笑)
あ・・・もう、いいや・・・
というわけで、次回から戦いが始まります!
次回6月10日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪