この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。
伊織:人のいない江戸・・・慣れることはなさそうだ
正雪:・・・伊織殿
伊織:何だ、正雪?
伊織:貴殿にとって、浅草は敵地。敵陣の真中で囲まれては、腹を割って話すことも難しかろう。こうして肩の力を抜いた方が、本音も語りやすくなると云うもの。夜まではまだ時間がある。ゆっくり語ればよい
正雪:う、うむ・・・そう云うものか・・・
ぐだ子い、いいの?こそこそと後をつけて…
桜雪:はぁ( ´Д`)=3なぜ、ここに?そこのタケちゃんマン
お永:ここにいるの?
ヤマトタケル:う・・・
ぐだ子:あはは・・・冬桜に見つかった
桜雪:猫は鼻と耳が良いですからね…人より優れたところです…よ?バレバレです
ヤマトタケル:・・・・・・
ぐだ子:さ、さすが猫・・・
桜雪:デートの邪魔をしてはダメですよ?
お永:うん、ダメですよ?
ヤマトタケル:で、デート!?とはなんだ?
ぐだ子:えっと、愛する人と遊ぶこと?
ヤマトタケル:はぁ?
桜雪:教えちゃダメじゃないですか。ヤマトタケルが嫉妬しちゃいますから
ヤマトタケル:す、するかぁ!
桜雪:あ、移動しますよぉ?どうしますか?タケちゃんマン?
ヤマトタケル:う・・・い、行くぞ!
・
・
正雪:・・・どうした?
伊織:そこの店、少し気になった
ヤマトタケル:あそこで、なにを・・・
桜雪:櫛ですね・・・
ぐだ子:も、もしかして、正雪にプレゼント…
お永:まぁ♡すてき♪
ヤマトタケル:な、な・・・
桜雪:( ̄ー ̄)ニヤリ・・・を妹さんに買ってあげたいそうです・・・あら?動揺しました?
ヤマトタケル:性格悪いぞ!桜雪!と云うか…
桜雪:・・・太りますよ?
ヤマトタケル:というか、桜雪も食べてるだろうが!し、しかも、それはツルツルのウドン!?に・・・さ、サクサクのテンプラだと!?
お永:これも美味しい〜
桜雪:お永様に気に入っていただけて良かったです
ヤマトタケル:!?しかも、お永さんはスシに団子!?ず、ズルいぞ!
ぐだ子:あはは・・・いつの間に・・・いや、そもそも人がいないのに、なぜつくれる・・・
桜雪:え?黄泉様の式神を使って作ったんです。材料はあるみたいなので。もうじき蕎麦も来ますよ?
お永:お蕎麦〜♡
ぐだ子:あはは・・・すごい・・・式神によるデリバリーとは・・・あ、伊織たちがまた動いたよ?後を追わなきゃ!
伊織と正雪の話は私たちにはよく聞こえなかったけど、桜雪がどんな話だったのか話してくれた。
伊織は正雪に自分には前回の盈月の儀の記憶がないことを話したみたい。正雪は最初は信じなかったみたいだけど、伊織に感じていた違和感からそれが事実だとわかったそう。そしてこう問った。
正雪:ところで・・・
伊織:あぁ・・・そろそろ出てきたらどうだ?趣味が悪いぞ?
ぐだ子:あはは…ごめん・・・何か心配で
ヤマトタケル:・・・・・・
お永:見つかっちゃったね~
正雪:お永殿もいると云うことは・・・
桜雪:私もいますよ?
伊織:まったく・・・お前たちは・・・と云うか、何を食べてるんだ?
4人:蕎麦(ですよ?)!
2人:・・・・・・(人がいない江戸で蕎麦?)
正雪:伊織殿・・・蕎麦屋はあったか?
伊織:あったとは思うが・・・
正雪:はぁ・・・よくわからぬな。お永殿、そろそろ行くが、どうなされる?徒桜殿からは、どちらでも選ばせるようにと言われているが・・・
お永:行くよ〜帰ろ?じゃ、またね〜桜雪ちゃん
桜雪:えぇ・・・あっ、これをお土産に。お団子です…よ?
お永:ありがと〜♪じゃあね~
あ、正雪ちゃんも食べる?おいしーよ?
正雪:いただきましょう。では失礼・・・
私たちはこの後、浅草寺で戦った・・・
The end
出演
ヤマトタケル
宮本伊織
ぐだ子
由井正雪
あとがき
長いですよね(笑)
普段なら2話に分割します。
でも、ここは1話で!
ここを分割してもね~あの4人がふざけるだけなんで悪しからず・・・
次回は浅草寺での決闘・・・どうなりますかね。
次回6月9日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪