この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。
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ドーンッ!
ぐだ子:な、なに!?
ヤマトタケル:あ、あれは・・・
伊織:す、すごいな・・・
正雪:やはり、冬桜殿は強いな
ぐだ子:当然!だって、猫最強だからね!
正雪:最強…そうか・・・だそうだ。徒桜殿
徒桜:ふふふ…ようやく本気か・・・さすがの弓神もあのスピードでは歩が悪かろうな
ぐだ子:あ、徒桜・・・
?:あら〜?あれ、猫さんだった人?徒桜
ぐだ子:だ、誰!?
桜雪:あれだけの啖呵を切っておいて、この程度です…か?弓神
桜月:カチンと来た・・・もう潰す・・・
天よ眼前の敵を討ち落とせ!
天矢流星!
桜雪:・・・・・・!?
桜月:やっ・・・た?・・・!?
桜雪:どこを見てます…か?
桜月:!?あ・・・その技は・・・あはは…まいったわ・・・・・・
桜雪:幻影斬・・・
?:お見事〜♪そう思わない?徒桜〜
徒桜:えぇ・・・元々、弓神は桜雪との相性最悪ですからね・・・あの天性のスピードに加え、幻影…世界統一の際、桜雪との争いを避けたのはそのせいですので
?:だろ〜ねっ!
ぐだ子:あの・・・貴女は・・・
正雪:お永殿、ここは危険です。さぁ、参りましょう
お永:えー?もう?私、あの子とお話したいのに…
正雪:近いうちに会えますよ?さぁ・・・
お永:はぁい・・・つまんないなぁ・・・じゃあ正雪ちゃん、帰ったらいっぱいお話したり、遊ぼ?
正雪:えぇ、そう致しましょう
丑御前:主、よろしいのですか?カルデアは…
正雪:構わぬ。何れまた・・・カルデアのマスター
徒桜:おい、桜雪に伝えておけ。次、対するのを心待ちにしておるとな・・・
由井正雪、丑御前、徒桜は江戸城から離脱した。あのお永って人・・・何者なんだろ・・・この特異点で初めて盈月の儀に関係ない人を見たよ。
私たちが浅草の長屋に辿り着いた時、由井正雪から決闘状を丑御前が届けに来た。
丑御前:主は正々堂々雌雄を決するとのことです。お受けしてくれると信じていますよ?子細はここに。では明晩、浅草寺にて・・・
その手紙にはこう書いてあった。
「貴殿らも数多の霊地を押さえ、我らに抗するだけの力を得た筈。地右衛門もおらぬ今、もはや小細工は不要と心得る。ならば、正々堂々と盈月の器を賭けて雌雄を決するのみである。時は明晩、場所は浅草寺にて待つ。 由井正雪」
ぐだ子:・・・・・・
ヤマトタケル:眠れぬか?カルデアのマスター
ぐだ子:うん、ちょっとね・・・ねぇ、これに勝てば終わるのかな・・・
ヤマトタケル:わからぬ・・・だが、終わらせたいものよな
ぐだ子:うん・・・
The end
出演
ヤマトタケル
ぐだ子
由井正雪
丑御前
ジャンヌ
おまけ
・正雪ちゃんと一緒♪
お永:ねー、正雪ちゃん、次は何する〜?
正雪:あはは…もう寝ませんか?
お永:やだ!正雪ちゃんと遊ぶ〜
丑御前:届けて参り・・・まだやっていたのですか…あれから一刻は経ちますが・・・
正雪:ライダーか。お永殿、あの戦いの後、興奮気味でな・・・して、返事は?
丑御前:その場では何も・・・
正雪:そうか・・・
丑御前:ですが、必ず来ると思います
正雪:盈月の器を賭けるのだ。来てもらわねば困るがな
丑御前:ですが・・・ん?
お永:ねー、もーちゃん
丑御前:・・・もーちゃん・・・
お永:今はね?私が正雪ちゃんと遊んでるの!邪魔しちゃ、めっ!おこるよ?
もーちゃん
丑御前:・・・失礼・・・では、主、後程…
正雪:す、すまぬな・・・ライダー
丑御前:はぁ…徒桜、本当にあの子が?
徒桜:あぁ、間違いない。あれぞ伝承だ。だが、やはり異世界に喚ばれた影響よな。記憶をなくしておられる
丑御前:記憶を?
徒桜:あぁ・・・だが、力だけはあの降臨の儀により顕在。あまり、ご機嫌を損ねぬようにな。あの方を…我が母を甘く見ぬことだ
丑御前:・・・・・・
お永:うーん・・・正雪ちゃん…
正雪:ここにおりますよ?
(まったく・・・こう、しがみつかれては抜け出すこともできぬ・・・かわいい寝顔だ。この子が本当にそうなら、私は世界の叛逆者になるやもしれぬな…まぁそれも良いか)
・・・ん?あぁ、月明りか・・・
正雪(月を見るとあの夜のことを思い出す。お永殿と出会う前・・・この地に来て、ある者に会った時のことを・・・)
・
・
?:盈月の儀は終わらぬ。
すべてのあやまちを正す、その時まで。
はた遠き理想に辿り着く、その時まで。
・
正雪:・・・あぁ…眩い、な・・・
おまけ出演
由井正雪
丑御前
あとがき
ここはラストを変えてます。
本来は口頭での決闘の申し込みですが、ブログストーリーでは手紙にしました。
これは、いろいろ諸事情がありまして(笑)
これを会話でのやり取りにすると、今回だけでは終わらなかったってこと!(笑)
お永ちゃんが桜雪に興味津々だったからですね。微妙なやり取りをぐだぐだ続けるよりは、手紙にしてカットしようとなりましたぁ。
で、正雪ちゃんとお永さんのやり取りをおまけで加えた形になりました。これで良かったのかは解んないんだけりどね(笑)
あ・・・正雪の手紙・・・本来なら候文にしなきゃいけないんだけどさぁ・・・
えっと、あたしも江戸時代の文書読んでるから書けなくはないんだけどね?あと参考史料もあるし?
でもね…とってもめんどくさいので勘弁してください!(笑)
何がめんどくさいってね・・・この時代の手紙は漢字と平仮名、片仮名の日本語読みに漢文が混じってたりするんだよね。
例えば、「にて候」は「ニテ候」とか「ニ而候」とかね(笑)
「遊ばされ候」は「被遊候」になるんです。
漢文の「レ」を読みやすいように加えると「被レ遊候」になるかな?
「可仕候」(仕るべく候)は可を「べく」と読んだりするんですよ?
普通に漢字ばかりが並んでたら漢文の一二点読みだったりね?普通に書こうよとか何度思ったか(笑)その当時はそれが当たり前だったんだから仕方ないんだけどさぁ・・・
まぁ、そこまでしなくても読み下し文にすればいいんだけどね?それでも・・・めんどくさいのよ…
うん・・・現代語訳が一番読みやすいからってことでお願いします!
次回6月6日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪