この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。
桜雪:李書文ですか・・・
桜雪:このまま退くなら、剣は収めます…が…
李書文:愚問だな・・・
桜雪:ならば・・・この冬桜がお相手します
李書文:来い・・・
ヤマトタケル:待て！此度もまた、ユイの差し金か？
李書文:うん？ああ、なるほど。そのような縁であったか・・・いや、間違いではないぞ？セイバーよ。確かに儂はあの娘に手を貸しておる。だがな、アレの子守をするよりは、お主らを相手にする方が余程面白い。お主もそうであろう？猫の剣士よ…お主からはあの猫と同じ匂いがするわ
桜雪:・・・徒桜…ですか？
李書文:呵呵、やはり、知っておったか。あの猫の見えぬ剣は厄介極まりなかったが…お主はどうかな？
桜雪:見えぬ剣・・・あぁ、秘剣隼・・・剣神はその剣でアナタと戦いましたか。ならば私は・・・参りますよ？
李書文:なに？消え・・・！？
桜雪:秘剣…縮地絶刀！
・・・・・・防ぎますか・・・やはりサーヴァントというのは面白いです…ね
李書文:そうか・・・縮地を使えるか
ぐだ子:あ、あれ？冬桜の剣・・・アレだった？
ヤマトタケル:天叢雲ではないだと？
？:あれはね～、桜雪ではなく、冬桜の剣。二刀一対の太刀・・・光の太刀と闇の小太刀
ヤマトタケル:二刀流か…まるで伊織だな
伊織:・・・だが、あの太刀さばきはなんだ？まるで重さが・・・
？:ないように見える？あの二刀は魔力刀と呼ばれるもの。魔力を吸い取る太刀。あの剣神が唯一封印した剣…冬桜と名乗り始めた桜雪に天叢雲の代わりと渡した剣・・・冬桜はそれを従わせ、コスト0で使うバケモノだから扱えるってことね～？
ヤマトタケル:ん？どういうことか
紅玉:なるほどのぅ・・・あの二刀は使う者を選ぶんじゃよ。おそらく、攻撃力、重さなど、ありとあらゆる事象が魔力で決まるんじゃ。それを冬桜は代償無しで使うとは・・・チートめ・・・
？:あははっ♪違う違う〜剣神は嫌いな剣だから、桜雪に渡した。冬桜は扱いきれなかったの。そしたらね〜あの子面白いのよ？腹立ててね？笑いながら「鉄屑に変えてあげます…ね？」って燃やそうとしたら～太刀が慌てて猫になって、服従を誓った
紅玉:・・・何か・・・やられた記憶があるのぅ
ヤマトタケル:お爺さん・・・
？:あれは冬桜の相棒・・・都市オウカが誕生した後の冬桜の愛刀があの2つの太刀
ヤマトタケル:そうか・・・天叢雲は封印したのか
？:天叢雲は神剣。中立の剣。桜花を護る剣としてや民をただ護るには重すぎる。だから、あの二刀の太刀。封印したわけじゃないのよ～？神の子桜雪の天叢雲。四桜(よつざくら)冬桜の光闇二刀を使い分けてるってことね？
桜雪:言ってくれますね・・・
李書文:ん？ほぅ・・・短い方を収めるか。槍相手に二刀は不利と見たか？
桜雪:違います・・・これはただの戯れ・・・なら戯れに相応しい技をと思っただけ・・・
李書文:戯れか・・・
ドーンッ！
全員:！？
李書文:む・・・戯れが過ぎたか。どうやら先手を打たれたようだ
ぐだ子:しまった！もしかして地右衛門が！？
李書文:やれやれ・・・仕方あるまい。務めを果たすとするか・・・
桜雪:逃げますか？
李書文:呵呵、まさか・・・あの小娘の小言なぞ、聞くに堪えんからな・・・許せ
ヤマトタケル:・・・ややこしいな！とにかく追うぞ！
The end
出演
ヤマトタケル
宮本伊織
ぐだ子
紅玉の書
李書文
あとがき
李書文vs桜雪でした。本来は李書文vs伊織ですね。
これを変えたのは、取り上げづらいからですね。
猫がただいるだけなのは、ストーリーそのまま。なら如何に変えていくかということになるんです。
この戦いは鍔迫り合いのようなもの。
伊織の戦いにおける姿勢が見えている部分でもありますけど、ここは桜雪に譲ってあげてね？ってなりましたね。
今回解ったのは、桜雪の剣と冬桜の剣は違うということ。桜雪の剣は神闇の剣(天叢雲の剣)で、冬桜の剣は光闇二刀という、魔力刀になります。
この二刀には意思があります。
冬桜はあまりにも従わない二刀を消滅させようとします。慌てた二刀が服従を誓った・・・
まぁ、それだけではないのですが、それは別の話なので、機会があれば…ね？(笑)
ちなみに・・・光闇二刀にそれぞれかわいい名前を付けてるんですよ？桜雪ってかわいいですよね～
次回5月11日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪