FGO 盈月剣風帖⑰ | ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

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日々のゲームのことを物語調で綴っています。主なゲームはFGO、バンドリ!ガールズバンドパーティ、ウマ娘となります。ゲストと真面目なヒロこぼら、ハチャメチャこぼら、廃課金猫ゴマたち猫がどのように関わるのかを楽しんで頂けたら幸いです。それでははじまりはじまり〜

この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。

また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。











伊織:殺気が違う…あの怪異どもの首魁か。であれば、背を向けることはできんな

桜雪:・・・・・・

伊織:宮本伊織、参る!


伊織:!?・・・ぐうぅ!
(手応えはあった・・・だが・・・)

ぐだ子:伊織!強い・・・まるで英霊並み。桜雪、何で見てるだけ・・・
桜雪:ホントに弱いですね・・・アナタ

伊織:!?
(俺が・・・弱い・・・セイバーと桜雪の言う通りだな。あのセイバーの絶技ならばこの程度、物ともするまい・・・)
そして、桜雪の剣も・・・

桜雪:すみませんが・・・アナタも冬桜でお願いしますね?今のアナタにその名を口にする資格はない

伊織:あぁ・・・そういうことか
ぐだ子:え?
紅玉:解らんか?じゃから、拒否されるんじゃよ

ぐだ子:は、はい?

紅玉:おそらく・・・桜雪という名を封印しておるのじゃ。じゃから、その名を口にするということは敵を意味するのじゃろう

ぐだ子:・・・そっか…だから、本名を名乗らないんだ・・・

紅玉:ヤマトタケルにそう呼ぶのを許すのは、アヤツが強いと認めておるから。まったく、どこまでの力を封印しておるのか・・・コワイのぅ

ぐだ子(あの霧の世界の冬桜・・・すごかった)
それ、たぶん見たことあります…

紅玉:そうか…なら不思議じゃのう
ぐだ子:え?
紅玉:・・・それは本当に今の冬桜か

ぐだ子:それ、どういう・・・

紅玉:そこまでの力を示したなら、認めておるに等しいはず。じゃが、冬桜は真名を口にすることは許しておらぬ。考えられるのは一つ。それは冬桜の本気を誤認しておるからじゃな

ぐだ子:強さを誤認・・・でも、サーヴァントとしてのあの魔力は・・・
紅玉:やはり、お主は弱い・・・

桜雪:まったく、べらべらと話しますね。この妖怪本
紅玉:うるさいのぅ

桜雪:ぐだ子さん
ぐだ子:な、なに?
桜雪:あれはサーヴァントの時の本気今の私はサーヴァントではない。この意味、解ります…か?

ぐだ子:・・・えっと・・・

桜雪:判らぬなら、やはり冬桜でお願いします…ね。そこの妖怪本…またべらべら話すなら燃やします

紅玉:コワイのぅ・・・


桜雪:は?私と試合?なぜです?
伊織:セイバーは俺を弱いと言った。その意味をこの目で確かめたい

桜雪:・・・そうですか…なら、少しだけ。いきますよ?もちろん、冬桜として…ですが


伊織:・・・・・・
桜雪:やはり、弱いです…ね。それは強い弱いの弱さではないですよ?その意味を、よくお考えください…ね?
伊織(あの剣は見事だった。あれは本気じゃない。ただの稽古だった。弱い・・・か・・・)

伊織(俺の剣は・・・届かんか・・・)


The end


出演
宮本伊織

ぐだ子

紅玉の書



あとがき
私、あの宮本伊織の弱いは、強い、弱いの弱さだけではないと思ってます。ヤマトタケルが言った弱いの意味はまだ解りませんけど。

桜雪と伊織の違いは覚悟というか、心の制御が出来ているかだと思います。剣の強さは心技体。どれが欠けてもダメです。

伊織の印象は心がないような・・・そんな感じがします。正解なのかどうかはまだ解りませんけど、このブログストーリーでは、そのように解釈してますね。


次回5月4日公開予定

じゃ、またね(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)♪