この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。
伊織:殺気が違う…あの怪異どもの首魁か。であれば、背を向けることはできんな
桜雪:・・・・・・
伊織:宮本伊織、参る!
伊織:!?・・・ぐうぅ!
(手応えはあった・・・だが・・・)
ぐだ子:伊織!強い・・・まるで英霊並み。桜雪、何で見てるだけ・・・
桜雪:ホントに弱いですね・・・アナタ
伊織:!?
(俺が・・・弱い・・・セイバーと桜雪の言う通りだな。あのセイバーの絶技ならばこの程度、物ともするまい・・・)
そして、桜雪の剣も・・・
桜雪:すみませんが・・・アナタも冬桜でお願いしますね?今のアナタにその名を口にする資格はない
伊織:あぁ・・・そういうことか
ぐだ子:え?
紅玉:解らんか?じゃから、拒否されるんじゃよ
ぐだ子:は、はい?
紅玉:おそらく・・・桜雪という名を封印しておるのじゃ。じゃから、その名を口にするということは敵を意味するのじゃろう
ぐだ子:あ・・・そっか…だから、本名を名乗らないんだ・・・
紅玉:ヤマトタケルにそう呼ぶのを許すのは、アヤツが強いと認めておるから。まったく、どこまでの力を封印しておるのか・・・コワイのぅ
ぐだ子(あの霧の世界の冬桜・・・すごかった)
それ、たぶん見たことあります…
紅玉:そうか…なら不思議じゃのう
ぐだ子:え?
紅玉:・・・それは本当に今の冬桜か?
ぐだ子:それ、どういう・・・
紅玉:そこまでの力を示したなら、認めておるに等しいはず。じゃが、冬桜は真名を口にすることは許しておらぬ。考えられるのは一つ。それは冬桜の本気を誤認しておるからじゃな
ぐだ子:強さを誤認・・・でも、サーヴァントとしてのあの魔力は・・・
紅玉:やはり、お主は弱い・・・
桜雪:まったく、べらべらと話しますね。この妖怪本
紅玉:うるさいのぅ
桜雪:ぐだ子さん
ぐだ子:な、なに?
桜雪:あれはサーヴァントの時の本気。今の私はサーヴァントではない。この意味、解ります…か?
ぐだ子:・・・えっと・・・
桜雪:判らぬなら、やはり冬桜でお願いします…ね。そこの妖怪本…またべらべら話すなら燃やします
紅玉:コワイのぅ・・・
The end
出演
宮本伊織
ぐだ子
紅玉の書
あとがき
私、あの宮本伊織の弱いは、強い、弱いの弱さだけではないと思ってます。ヤマトタケルが言った弱いの意味はまだ解りませんけど。
桜雪と伊織の違いは覚悟というか、心の制御が出来ているかだと思います。剣の強さは心技体。どれが欠けてもダメです。
伊織の印象は心がないような・・・そんな感じがします。正解なのかどうかはまだ解りませんけど、このブログストーリーでは、そのように解釈してますね。
次回5月4日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪