FGO 盈月剣風帖⑫ | ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

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日々のゲームのことを物語調で綴っています。主なゲームはFGO、バンドリ!ガールズバンドパーティ、ウマ娘となります。ゲストと真面目なヒロこぼら、ハチャメチャこぼら、廃課金猫ゴマたち猫がどのように関わるのかを楽しんで頂けたら幸いです。それでははじまりはじまり〜

この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。

また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。











セイバー:よく解らんが、兎も角このエドは妙だ。妙なことばかりある

紅玉:ふうむ、なるほどな・・・

桜雪:ところで、この特異点?を放置すると、元の歴史の江戸にも影響が?

ダ・ヴィンチ:宮本伊織のいた江戸も決して無事では済まないだろう

伊織:それは悪しきことだ・・・正雪を止めるべきだろう
セイバー:・・・お爺さんは、儀のことをどこまで覚えている?

紅玉:無論、すべて覚えておるとも
紅玉:じゃがな、伊織よ。おまえは儀の仔細を知るべきではない・・・かもしれんし、そうでないかもしれん

伊織:何故にそう思う?
桜雪:それは、アナタが違う宮本伊織だからです…よ?そうですね?ケッタイな妖怪本

伊織:!?

紅玉:ホント、失礼なヤツじゃのう・・・じゃが、その通りじゃ。じゃが、偽物でもない。セイバーなら覚えておろう。女武蔵のことじゃ

伊織:・・・女?師匠が?

紅玉:高尾太夫のサーヴァント、バーサーカー。

ぐだ子:武蔵ちゃんが来てたの!?
桜雪:・・・・・・うるさいですね・・・


桜雪:もっと、うるさいです!猫は耳が人よりも良いのですから、叫ばないで・・・しかも、こんな近くで

マシュ:す、すみません!


伊織:女武蔵・・・武蔵ちゃん?

桜雪:お父様と同じ・・・のようで、そうではないみたいですね
ダ・ヴィンチ:師匠くんと同じ?

桜雪:確か、お父様は異世界を渡り歩く内に、性別が変わったことがあると聞いてますから

ダ・ヴィンチ:あぁ、そういうことか。違うね。渡り歩く内に変わったんじゃなく、最初から女だった世界があるってこと。つまり、師匠くんが男ではなく、最初から女として生まれたと言えば解るかな?
でも、うーん・・・師匠くんの事例もその世界で最初から女なんだろうから、似た事例とも言えるかもしれないね


ダ・ヴィンチ:だが、さすがに驚いた・・・確かに彼女なら、これまでどんな世界に流れ着いていたとしても不思議はないけど・・・

ぐだ子:武蔵ちゃんが・・・

紅玉:そこなる猫の事例は異世界と言うべきか?猫がしゃべっておるのじゃから、妖怪でないなら異世界であろうな・・・ふむ・・・


紅玉の書は語る・・・盈月の儀のことを。

盈月の儀とは、陰陽師の宗家たる土御門家が取り仕切っていた大儀式のこと。願望機である盈月をめぐる戦いであり、七人の喚び人と七騎の英霊による殺し合いである。

セイバーのマスターは宮本伊織、サーヴァントはここにいるセイバー。ライダーのマスターは、軍学者である以上に優れた魔術師でもある由井正雪。霊地争奪戦においては、右に出る者はいないほど。
ランサーのマスターは、執念深く危険な男で素性の知れぬ地右衛門。宮本伊織を目の敵にしている。キャスターのマスターは儀の見届け役である土御門
アーチャーのマスターは唐土の武人、鄭成功
アサシンのマスターは南蛮の魔術師、ドロテア・コイエット
バーサーカーのマスターが先程名前が出た高尾太夫で女宮本武蔵のマスター。女宮本武蔵は異なる世界から流れ着いた、紅玉の書らも知らぬ別人の宮本武蔵。そして宮本伊織・・・なぜ彼には儀の記憶がないのか、なぜ令呪を失っているのか・・・ひょっとすると彼は盈月の儀に関わる前の宮本伊織かもしれないとのことだった。

そして、こうも付け加えた。


特異点での出来事は、元の世界にも少なからず影響を及ぼすことから、彼が儀の詳細を知ることは良からぬ何かを引き起こす可能性があるとも・・・


桜雪:・・・アナタはそれを聞いてどうします?宮本伊織・・・可能性があるなら、ここで手を引くのも賢い判断ですよ?

ぐだ子:うん、私もそれ聞きたい・・・私としてはありがたいけど

桜雪:私は止めません。なぜなら、アナタはここにいるのだから。すでに当事者。どのような結論を出そうとも、責める者はいないです

伊織:約束した筈だ。力を貸すと・・・

桜雪:ならばよし・・・戦力として見ても良いと思いますよ?ぐだ子さん

ぐだ子:うん


桜雪:言いたいことは解りますよ?そこで何を為したのか・・・今いる宮本伊織がその儀の前の彼なら、未来を知ることに繋がる。そして、それを知れば変えたくなるのも道理。それをしたがばかりに、自らの首を締めつつある世界もある

ぐだ子:・・・・・・

桜雪:これだけは言っておきますよ?宮本伊織。自身の未来は知らぬ方がいいです。それをすれば、そこにいる彼女の世界のようになる

紅玉:ん?どういうことじゃ?

桜雪:とある異聞帯から異世界の介入を許した世界…それにより、境界が曖昧になっています。彼女の世界では私は脅威となる存在のはず。それが簡単に喚ばれたのもそのせい・・・

紅玉:ならば、その解決策はこちらから提案しようかのう。境界を再設定するのじゃ。もし、双方が共にあることを望むなら、そのような境界線を作ればよいだけのことじゃよ?

ダ・ヴィンチ:確かに・・・だが、それは…

紅玉:無論、言うは易しじゃ。かなりの困難を伴うことじゃろうて。じゃが…そちらの者は目を輝かせておる。余程、猫と共にありたいんじゃろうな

ぐだ子:もちろん!みんな、友達だからね!
桜雪:・・・・・・はぁ・・・

紅玉:じゃが、これは、こちらにも言えること。セイバーよ、口を滑らすでないぞ?こちらとあちらでは事情が異なるでな・・・


紅玉:さて・・・これからどうするかじゃが…

セイバー:うん、決まっているぞ?

全員:・・・・・・はい?

桜雪:・・・相変わらず、よくわかりません…ね
セイバー:よし、桜雪は朝餉抜きな

桜雪:・・・訂正します
セイバー:うむ!素直でよい!


The end


出演
宮本伊織

レオナルド・ダ・ヴィンチ

マシュ
ぐだ子

紅玉の書



あとがき
なっが・・・
まぁ、いろんな説明が入ったからね。

盈月の儀については、ちょっと触れておかないとかなと思いました。と言っても、サムライレムナントをプレイしてる訳ではないので、省いて良いのかすらも解らないが正しいかも。

で、要約しました(笑)

あと、猫の世界との解決策が示されました。
ただ、これ・・・非常に難しいと思っています。なぜなら、猫の世界がそれを認めることはないからなんだよね。

桜雪は、ため息を付きました。これは彼女自身の考え方が変わったことを意味します。そうなった要因が徒桜との問答

ぐだ子の想いを知った彼女が、どういった結論を出すのか・・・これが今後の展開に繋がりそう
現時点では、私にも解りませんね(笑)


次回4月29日公開予定

じゃ、またね(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)♪