桜:これでよし…担当するのはウマ娘ではなく、距離別。短距離は私、マイルは冬桜、中長距離は冬桜とヒロこぼら。ゴマは栄養管理と中距離・・・ようやく体制が整いましたが・・・チームの人数を考えるとマイルにもう1人ほしいですねぇ。瑞穂様は…たぶんやりませんし・・・
グラス:私のせいではないですよ?
桜:知っていますわ。あの方、普段はのんびりしてますからね。あと、担当するのはウマ娘固定のはずですし
グラス:ウマ娘固定・・・ですか…
桜:えぇ。その中に貴女が入ってるといいですね
グラス:・・・・・・
グラン:・・・ここが…チーム翡翠・・・あの天馬がいるところ・・・失礼します
グラス:あら?えっと・・・
グラン:僕はシュヴァルグラン…ここにあの天馬がいるよね?
桜:貴女も勝負したいと?そういうのはお断り…
グラン:違うよ?いるから入りたいんだ
桜:・・・なるほど。そういう方もいますか
グラン:僕も・・・勝てる?
桜:所属する以上は、どの娘も勝てるように指導してますから、ご安心くださいませ?
グラン:そっか・・・なら良かった。あの…さ、天馬もトレーナーなんだよね?
桜:瑞穂様をトレーナーに?指名ですか?
グラン:うん…あの走りは異次元だったから。今でも信じられなくて。あれはコマ送りしてるかのような…そんな違和感があった。僕にあんな走りができたなら、きっと偉大なウマ娘に・・・
桜:あれはマネできませんよ?
グラン:解ってる!だけど、少しでもアレに近づきたいんだ!
桜:なら、あの末脚の秘密を教えて差し上げます
グラン:え?いいの?
桜:えぇ、マネできないのが解ってるから教えます
グラン:・・・・・・
グラス(桜さん・・・イジワルですね…それを聞いたら試したくなるのが、ウマ娘なのに。ということは…楽しんでますね・・・)
桜:あの末脚は誰よりも速く次の動作に繋げることが重要になります。一つでも動作が他者に遅れたら、あの末脚にはならない。それを身につけるには、状況把握と一歩の距離を極める必要がある
グラン:・・・状況把握と一歩の距離?
桜:そう。あれはスピードを殺さず、一瞬で相手の間合いに入る技を応用したもの。本来、目に見える速度ではないですが、着地段階でスピードが少し落ちますから、姿が見えます。本来はそこで攻撃をするため次はないのですが、レースではそこからまた急加速するから、コマ送りのように見えるわけですよ。それが、天馬の走りの正体です
グラス:つまり・・・
グラン:着地してないってこと!?信じられない!
桜:実演しましょうか・・・こういうものですよ?
グラン:!?な、え?ウソ・・・
(さっきまで、あそこにいたのに・・・)
桜:この程度なら、私にもできますねぇ。そして戦場なら、貴女はもう終わってます
グラス:では・・・あのゴマトレーナーさんも…
桜:うふふっ、ムリですよ?ここにいる猫でそれができるのは冬桜でしょうか。ヒロこぼらは瑞穂様とは違う方法で勝とうとしますし、あの子の能力は高速戦ではありませんから。まぁ、やったら、間違いなく…失格しますわ~
グラス:え・・・失格…ですか?
グラン:どういうこと?
桜:ヒロこぼらはあのコース、5秒かからずにクリアします
2人:!?
グラン:ありえない!
桜:そう、ありえないです。だって、走ってませんからねぇ
グラス:まさか・・・スタートして、ゴールが一緒の場所だからゴールしたという感じですか?
グラン:うわ・・・なんてワガママな・・・
桜:あははっ!違いますよ?全てのレース場で5秒かからずにクリアします
グラス:はい?
グラン:もっとありえない!
桜:そう、彼がやってること、それは瞬間移動です。走ってないから失格なんですよ?
グラス:あー・・・なるほど・・・
グラン:・・・それなら・・・納得・・・できないってぇ!なにそれぇ!ありえないよっ!
桜:それができる世界が、私たちの世界。できない世界がアナタたちの世界。そういうことです。それを理解しろとは言いません。だから、ヒロこぼらはここではかなり苦労してますからね
グラス:確かに・・・チームゴルシちゃん、優勝したのタマモクロスさんだけですし…
桜:ヒロこぼらは努力家。だから、ゴルシちゃんに所属したウマ娘は、みんな彼を慕ってますよね?そういう人望がある猫なんですよ?彼は
グラン:そうなんだね
桜:グラたんのことは、瑞穂様が戻って来てから伝えますね
グラン:うん、宜しく…って、グラたん!?
桜:シュヴァルグランだから、グラたんです
グラス:あのー・・・では私は?
桜:・・・グラタンです
グラス:・・・・・・ヒドくないですかぁ?
桜:ヒドくないですね・・・美味しそうでいいじゃないですか~
グラス:・・・・・・
グラン:な、何か、威圧感が・・・
2人:何か言いましたぁ?グラたん/シュヴァルグランさん?
グラン:な、なにも・・・
(コワイ・・・これが修羅場ってやつ?)
The end
出演
シュヴァルグラン
グラスワンダー
おまけ1
・ガチャ結果 瑞姫と対談風(笑)
瑞姫:あーっ!シュヴァちゃんだ〜!ちょっとクールなウマ娘だよね〜
楓:アニメ見てたらそんな感じだね
瑞姫:うん、かえちゃんだ・・・
楓:は?
瑞姫:かえちゃんをウマ娘にしたら、こんな感じだろーなぁって思ったぁ!
楓:なら、瑞姫をウマ娘にしたらマチカネタンホイザかぁ・・・
瑞姫:へ?
楓:なるほど・・・それでマチカネタンホイザがいっぱい来たのかぁ
瑞姫:なんで、マチカネタンホイザ・・・
楓:えい、えい、むんっ!瑞姫みたいだから
瑞姫:・・・・・・この娘、好きだから…言い返せない・・・
おまけ2
・才能開花
あとがき
以上、シュヴァルグランピックアップでした!
というかさ、次は課金になるね…絶対に・・・
困ったなぁ・・・
次は見送りも視野に入れなきゃいけないね。
FGOと違って、チケットでも手に入るわけだし…
まさか立て続けに来るとはね。ちょっと想定外だったかな?この三姉妹はやるつもりだけど…次とかはないよね?
お願いだから、ちょっと時間を置いてください!
ストーリーは、瑞穂ちゃんがFGOに行った後のことになります。桜が中心になって、まとめてる感じだよね。
瑞穂ちゃんがいつ戻って来るのか・・・今でも不透明なんです。それが解るのが、FGOに行った直後の科白。
「目立ったから、帰りたくない・・・」
こう言ってます。
あたしは早く瑞穂ちゃんとグラスを書きたいんだけどね。こればかりは…仕方ないかな?(笑)
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪