これは第二部第7章のネタバレを含んでいます。
公開からかなり日が経っているため、大半の方はクリアされていると思いますが、まだクリアしてないよ!って方は、まずゲーム本編をクリアしてからにしてください。
ブログストーリーは基本的に本編に沿って構成されてはいますが、うちの猫たちが登場する関係でストーリーがifモードになっています。
FGOをプレイしていない方や、それでも気にしないって方はいいのですが、私としてはできれば本編を見てからこのブログストーリーを見ていただきたいなぁと思ってますね。
以上、宜しくお願い致します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230304/03/ks202122/cc/74/p/o1080046215250673821.png?caw=800)
ぐだ子:長かった・・・ORT戦で戦ってくれたサーヴァントたち、ニトクリス、ワクチャン、エレシュキガル、ドゥムジ、エレフィナ、黄泉、紅閻魔、キングプロテア・・・こぼら、ヤミキング・・・桜花・・・Uーオルガマリー…ミスト・・・彼を召喚してくれたケリア、そして…瑞穂・・・
マシュ:過去にないほどの犠牲があっての勝利でしたね
ぐだ子:うん・・・
ククルカン:・・・・・・
・
・
大平原
ククルカン:あの・・・アナタ、異世界の神とかいう…のと同じ存在ですよね?
ミスト:まぁ、あっちと違って、オレはそう呼ばれてるだけだがな
ククルカン:その強さでアレと戦うつもりデスカ?
ミスト:・・・いや、鍵は揃った
ククルカン:え?鍵?
ミスト:あぁ。だが、アレと戦う訳にはいかない
ククルカン:なぜです?
ミスト:おそらく、桜花や冬桜が鍵を渡した理由がアレの討伐とは思えん。あれなら、新たに到着したアイツらで充分なはず・・・戦うべきところを間違えないようにしないとな
ククルカン:もしかして、それ私ですカ?
ミスト:そうはならないな
ククルカン:は?なぜそう思いマス?だって私、味方になったつもりないですよ?
ミスト:あの2人が鍵を渡した・・・桜花の母親はオレとこの世界の神との戦いだけは回避したいはずでね。それに忠実な桜花、冬桜がその目的のための封印解除をするはずがないからな
ククルカン:もし、私がカルデアを倒したらどうします?
ミスト:別に・・・それがカルデアの運命だったってだけだ。オレはアンタと戦うつもりはない。それはカルデアとミクトランの世界を賭けた戦い。そこに異世界の神と呼ばれてる者が介入したら、それこそおかしな歴史になるからな
・
・
ククルカン:・・・・・・
トリスメギストスⅡ:報告。仮想英霊体の霊基崩壊を観測・・・警告。侵略異星生命体の降臨を観測。時空連続体に異聞記録が挿入されます。逆説効果を基にした膨張現象を確認。侵略個体、惑星統括細胞。発生区間、観測宇宙時間、146億年に再定義。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230304/03/ks202122/f8/e3/p/o1080046215250673825.png?caw=800)
ククルカン:・・・ですが、太陽の祭壇での幻視、テスカトリポカが見た未来を、汎人類史に押し付けることはできませんし、猫さんたちの地球にも悪影響を及ぼしかねない。だからこそ、異世界の方たちはORTと戦うことを選んだのかもしれません。
ヒロこぼら:めちゃくちゃなことするよね・・・
バカタレ:まったくですよ。正直に言うと、アレとだけはやり合いたくない・・・キングはどうです?
ヒロこぼら:いや、同感・・・ボクは破壊神の力をミストから受け継いだけど、神じゃない。ボクらの中でアレとやり合えるのは、師匠かミストしかいない。ま、絶対に叶わない対戦だけどね
バカタレ:えぇ、あの母娘がそれを許すはずがありませんからねぇ・・・
ぐだ子:お、終わったの?
The end
出演
ククルカン
マシュ
ぐだ子
あとがき
ククルカンとミストの大平原での会話が、あれになります。そこでミストはククルカンとは戦わないと言いました。
これは、汎人類史とミクトランの戦いだから。この世界の覇権を争う戦い。かつて花の戦争でオセロトルとディノスが戦った時に、ククルカンが介入しなかったのと同じことなんです。
この世界のことはこの世界の住人が決める。そこに異世界が介入すると、彼らは人理を敵に回すことになります。それは介入を許したカルデアも同じ運命になるんですね。
瑞穂ちゃんが新邪馬台国で桜とこぼらに言ってたこと覚えてます?彼女は、こぼらーずが介入しようとするのを止めて、こう言いました。
「ただ倒すだけならそれでいいけど、これはもうそれでは解決しないでしょ。この世界の問題。だから動くな。私がいなければその行動で良い。だが、私がいる以上は・・・」
これ、利休がこの世界について語ったのを聞いたからなんですよ。瑞穂ちゃんは異世界の神。この世界の行く末に関する事項には関与しなかったんです。
今まで介入しといて何で?って思われる部分だったんですけど、この発言の意味がようやく判ったのではないでしょうか。
また、北極、水怪の時の瑞穂ちゃんの行動も不可解でしたよね?伊吹童子、ダゴンとは戦ってません。この世界の神と異世界の神が戦う=この世界を侵略することに繋がるからです。
では上杉謙信は?これは明確に毘沙門天が敵意を示してました。そして彼女を倒すためにミクトランと繋がったことから、瑞穂ちゃんは歴史がさらに歪になるのを防ぐために戦いました。ミイラ取りがミイラになるってヤツですね。性質が全く異なるんですよ。
彼女の行動って解りづらいですよね(笑)
もし、テスカトリポカとミストが戦っていたら…どうなっていたかですが・・・
これはテスカトリポカが純粋な力と力の勝負を望んでいます。そこに異世界云々は関係ありません。だから戦えるんですよ?
エレフィナ、黄泉音子は対ORTのみ。ORTは地球外から来てますし、神ではない。桜花は神の一族になりますが、神ではないことが解ってます。
ね?ルールがちゃんとあるでしょ?世界を賭けた戦いだけはしてはいけないんです。
つまり、そういうことです(笑)
ヒロこぼらたちはククルカンと戦えます。彼らは異世界の神ではないから。でも、戦いたくないと言ってますから、ヒロこぼら、バカタレよりも、あのククルカンは強いってことですわ~
次回2月5日公開予定
ではでは~(๑•﹏•)♪